2011/10/04

濃いですね。

「濃いですね」と、ある人に言ったら、
「あなたも充分、濃いですよ」と言われた。

衝撃的だった。

自分は何の変哲もない人間で、濃い人というイメージとは、
程遠い存在なんだろうと思っていた。

言われた途端に、いろいろ聞きたくなった。
付き合いづらいということですか?
ねちっこいということですか?
深みがあるということですか?
おもしろいというとこですか?
興味があるということですか?
しつこいということですか?
何か特別な特徴があるということですか?
どこを見て濃いと言ったのですか?
どんどん聞きたくなった。
そういう会話の流れの時じゃなかったので、質問はしなかった。

けど、自分が濃いと言った時に、こういう質問を、
次々と聞かれたら、答えに困るなと思った。
「濃い」という言葉を、よく使っていたけど、
その意味を、深く考えてなかったので、質問には答えられない。

しかも、こういう質問をするくらいだから、
やっぱり濃い人だ、と思うかもしれないと思った。

「濃い」って、なんだろう?

濃いと思った時に、もう少し詳しく考えてみてから、
話を始めた方がいいのだろうか?と思ったけど、
そんなことを考えてたら、何も言葉が浮かばなくなりそうな気もする。

とりあえず辞書をひいてみた。
①色が深い。色合いが強い。「―緑」
②水分が少ない。「―食塩水」
③味がしつこい。「―スープ」
④密である。「ひげが―」
⑤情愛が細やかである(⇔薄い)

⑤が、意外な感じがした。

う~ん。でも。。。
やっぱり、よくわからないので、今日はこの辺でやめよう。

2 件のコメント:

  1. 「濃いですね」「濃い人」という表現、私は。今まで使ったことがなかったと思います。それほど日常的に使われているのでしょうか。

    辞書に書かれている内容(①~⑤)に違和感は、感じません。

    「濃い人」
    言葉のレトリックとしては、新鮮さがあると思います。

    国立国語研究所編「分類語彙表」で調べてみましたが、納得できそうな類語は、出てこない。
    社交的・懇意・勝負強い・綿密・丹念などが、少し参考になるかも知れないです。(その他にも類語が多数あります)

    クロコさん、もし英訳するとしたら、どのように表現されるでしょうか。

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  2. 「濃い人」がいれば「薄い人」もいるのかなぁ。
    「つづき」をお願いします。

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