2011/10/29

旅のあとのダラダラ

だいぶダルさがとれてきた。
時差ぼけが、ようやく治ってきたんだなと実感。
やっぱり、1週間くらいかかるんだな。

旅行前に、いろいろとブログを書きたくなったのは、なんでだろうと思った。
飛行機に乗る前は、もしかすると帰ってこれないかもしれないと思った。

話は飛ぶが、向田邦子が生きていたら、友達になりたかった。
向田邦子は、飛行機に乗って帰って来れなかったうちの1人。
一度も会ったことがないけど、妙に親近感がわく人。
本を読んでいるだけで、友達だったかのような錯覚を覚える。
なので本を読んでいると楽しいし、もうこの世にいない人とは思えない。
今は会っていないだけで、どこかで生きている気もする。
そういう文章を書くことができたら、楽しいだろうなと思う。

でまあ、話を元に戻すと、
私も何か残しておきたいと思ったのです。

本当に帰ってくると、帰ってくるのは想定外なので、
自分の作り上げた現実と、実際の生活が一致するまで、時間がかかる。

こんな話を書いていて、ひとり芝居もいいところって、
自分で笑ってしまう。
なのに。
旅行に行くときには、いつも、こんなひとり芝居を繰り返している。
ひとしきり、ひとり芝居を終えたあと、
ようやく、今回の旅は、何があったっけ?と思い始める。

細かいことは忘れてしまっていて、少し残念だけど、
一緒に行った人と話をすると、思い出すことも多くて嬉しい。
1人旅の記憶がほとんどないのは、きっとこのせいだろう。

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