2017/12/18

シェリーさんとのクライシスインタビュー

以前に一度だけスカイプで、シェリーさんにクライシスインタビューをしてもらったことがあった。ずっとこの話を文章にしたいと思っていたけど、どう書いていいかわからなかった。今日とあるきっかけで、そういうことだったかと話がまとまったので、今のうちに書いておきたい。


何かはわからないけど、どうしてもシェリーさんに話を聞いてもらいたいと思った時があり、えりさんに通訳をお願いした。

えりさんは、何を話したいか事前に少し文章にして、と言い、何を書いたか覚えてないけど、私は結構長い文章を書いた。
それをえりさんは全部訳してシェリーさんに渡して、スカイプの約束を取り付けてくれたものの、この文章、何を言いたいのかさっぱりわからないよ、と言っていた。

インタビューの日になって、私が話を始めて、えりさんは通訳をして、シェリーさんはそれを聞いてくれていた。けど、途中でえりさんが「何を言いたいかわからない、これじゃシェリーさんに失礼だよ」と怒り出した。いつも、どんな話でも根気強く聞いてくれるえりさんが怒ってたので、悪いことをしたなと思っていた所、シェリーさんが私に一つ質問をした。

「あなたは、その時に周りの人に何をしてほしかったの?」
シェリーさんは淡々と質問し、えりさんは淡々と通訳だけしてくれた。

その時に、何だろうと考えたけどわからず、
「わからない」と答えた。

そうしたら、シェリーさんが
「あなたは、もっと丁寧に対応してもらいたかったんじゃない?
安易にこうしたらいいんじゃない?とか大丈夫とか軽く答えられるんじゃなくて、じっくり話を聞いて丁寧に扱ってもらいたかったんじゃない?話を聞いててそう思ったけど?」

そこで、ささーっと、今までわだかまってた何かが溶けた。

そうかもしれない、とも思ったし、そうかどうかはわからなかったけど、これ以上、必死になって何かを伝える必要はないな、と思って言葉が消えていって、ざわついていた何かが、すっーと流れる感じがした。

相手がどんな渦に巻き込まれて混乱していようが飲み込まれることなく、
でも、耳をふさぐことも遮ることもなく、自分が見えたことを伝える。

そういうことを、お互いにできたら、
大変な時には専門家にお願い、じゃない何かが選択出来たり、
きっと大きく世界が変わるだろうなと思った。

シェリーさんも、えりさんも、そういうことを一緒に話そうよ、と、研修では提案してくれていた。私がIPS(意図的なピアサポート)に惹かれたのは、そういうとこだった。

2017/11/14

びわ湖「IPS子育てキッズラップ」に参加しました。

2017年11月4日~5日、秋のびわ湖に行ってきた。
びわ湖の水はちょっと冷たくて、風は気持ち良かった。

初日は、子どもが10人参加という、とても賑やかな集まりだった。
1歳~小6?くらいと様々な子どもが自由に遊ぶ中、
輪になって話をしていると、声が聞こえないので、
「もうちょっと近くに寄ってもらっていいですか?」
と声を掛け合いながら話もした。

「元気に役立つ道具箱」では、模造紙に自分の道具を書くということで、
入れ代わり立ち代わり、書いては遊んで書いては遊んで、
お互いのを、ちょっと紹介し合うというのも、おもしろかった。
5歳くらいの子が調子を出してくると、書くのも言うのも止まらない、
そのワクワク感が伝わってきた。

元気帳の説明もさせてもらった。
元気帳があることで子どもが怒られてしまうことがないように。
無くしたり、汚したり、大事にしたリ、捨てたり、
付け加えたり、手に取った方が自分のすきに使って、
誰にもそのことでとやかく言われないことを願ってる、
ということを言いたかったのだけど。
例のごとく、何を説明したかは覚えてない。

あ、そうそう、「子どもの頃好きだった遊びは?」
っていう話題で話したんだった。

外でボール遊びとか、野球(ほぼ球拾い)をしている時に、
あ、見て!と言われて、大きい二重の虹も見た。

アンダー6歳、数人とのドロケーは、カオスでおもしろかった。
「ドロボーは、こっちにきて、ここに座って」
「はい、今逃げて!捕まえるから」などの指示あり。
ドロボーの前で、ちびっこ警察官が、順番に
おもしろい踊りを披露して、ドロボーを笑わせるとか、
部屋にドロボーを招いてくれて、
「水分補給しないさい!」と、あったかいお茶を出してくれたり。

他の宿泊客がいるのに、廊下で「あ~~ドロボーだ~!」
と大声で叫ばれた時には、ほんとに慌てたけど。


2日目は人数が減って、畳に寝転がってマインドフルネスやら、
びわ湖に散歩に行ったりもした。

自分の感じていることを言葉にしたいけど、
言葉にすると薄っぺらくなる気がするというような話が。
先日の尹さんの「わかりあえなさ」の講座で体験した、
自己紹介をして習慣、価値観、課題を考えて、
更に聞いてみるというのも、みんなで試してみた。
許可なくしましたが、事後報告しました。)

子どもがこんなに大勢の、WRAPやIPSの集まりは初めてだったけど、
割とみんな自由に動きつつ、参加しつつ、
近くに来た子と遊びつつ、出入りもありつつ、
のんびりとした時間を過ごすことが出来る、って、
ほんとに出来るんだ!と、ちょっと驚きだった。
こういうのって、ほんといいなと思った。

2017/11/09

変わること変わらないこと

前に、辛島文雄さんにジャズピアノを習ったことがある。
小さい頃からのピアノのレッスン代をもったいなく思って、
今までいくら払ってもらっていたか計算して、
これはピアノで取り返すしかないと、思いこんでいた頃のこと。

辛島さんのピアノは、恐ろしいほど音がきれいだった。
音色ってこのことか、本当にこれがピアノか、と思うほど。
ライブにも何回も行った。
メンバーと息がぴったり合わないと、超越技巧になってしまうけど、
ピタッと合った時の音色は、雲の上に寝転んでいるようで、
あんなピアノがどうやったら弾けるんだろうと思った。

実際に習ってみたら、それはもう厳しくて、というより、
毎回毎回、怒鳴られまくる。
1年くらい続けた後、私が無理にピアノを弾かなくてもいいか、
と、ピアノは諦める結果となった。

辛島さんに一度だけ言われて、今でも覚えている言葉がある。

「ジャズピアノを弾くのに、人生で無駄なことは何一つない」

そうか、何も焦らなくても今でなくてもいいのか、
と思った記憶がある。


その後は、目標もなくなって、何をやってるんだかな、
と思いながら仕事だけしてた時に出会ったのがWRAP。
そして、IPS。
縁が切れるかなと思ったことは何度かあったけど、
不思議と今も縁が切れずにいる。

その代わり、今、縁が切れそうなのが、仕事。
ずっと探してきて、ここにはなかった…というショックから、
まだ抜けられない。

「何かをする」ために無駄なことは一つもない、
と、唱えてみたところで、やっぱり、
今は無駄なことをしてるんじゃないか、と思ってしまう。
具体的に、これです!というのはわからず、
こんな感じのこの辺を目指してます、となると、
ますます、この道でいいのか?と戸惑ってしまう。

しかしもう、今の仕事の先に、こういう感じは無い、
というのは、ほぼ明確になったのだから、
と言っても、やっぱりまだ、はいそうですか、
と言える気分にはなれない。


前に友人が、ボソッと言っていた言葉があった。
中心になってワークショップのファシリテートをしていた人が
病気でワークショップを出来なくなってしまって、
友人が代わりに中心となってワークショップをするようになって、
数年たった頃のことだった。

「病気で来てもらえなくなったから、今のようなワークショップができあがったのかもね。もしずっと来てもらっていたら、今のようなワークショップは出来上がらなかったかもしれない。」

その時の、淡々とした話しぶりは、いろんな人がこうでもないああでもないと関わりながら、出来上がってきたワークショップの形を喜びながらも、ちょっと寂しそうで苦しそうな、なんとも言えない表情だった。

何かを終えると何かがやってくることもある。
誰かがいなくなったから、出来上がってくることもある。
それは嬉しい事でもあるけど、やっぱり時々、寂しいことでもある。
これからも、こういう風に、いろんなことが繰り返されていくんだろうな。
変わらないようで変わっている。
でも変わってないこともある。
年を重ねるってこういう感じなのかな、と思った。

2017/11/01

わかりあえなさに注目するインタビュー講座に再び参加しました。

尹雄大さんのわかりあえなさに注目するインタビュー講座に参加しました。

8月に参加してから、人と会話がしやすくなって、
ただやっぱり、今回も自己紹介をするということで、
会場が変わって対面で座ることになった時は……
帰ろっかなと一瞬頭によぎったぐらい緊張した。
いくら会話しやすくなったからと言って、社交的にはなってない。
当たり前だけど。

しかし、おおざっぱに「趣味は?」などとは聞かず、
お互いのことを聞いていくという自己紹介だと、
あっという間に初対面の人と話すことに慣れるし、
しかも、どんどん相手の話に引き込まれていくのがおもしろい。

そして聞いた話をもとに、習慣、価値観、課題を考えてみて、
それをお互いに聞き合ってみるというのをした。
インタビューされてみると、自分が普段よく言っていることと行動が、
ずれていたことが分かってきた。
「本や活字を読むのは好きではない」と言ってたし本当にそう思っていた。
講座に行ったきっかけを聞かれて、ツイッターで知ったと話したり、
毎日必ずツイッターを見ていると話しながら、
あれ?おかしいぞと、だんだん思い始めた。
ちなみに一番最近読んだ本は?と聞かれて、
前日に衝動的に買った本をその日のうちに読み切ったと話ながら、
あれ?気がついてなかったけど、結構活字を見てるんだ!と驚いた。

絶対的に本を読む量が少ないのはコンプレックスで、
本を読むのが苦手で、どんな本でも読破できるようになりたい、
と思っていたので、全部読めた本は記憶に残らず、
読めなかった本があると、そのことが鮮明に記憶に残る、
というようなことが起こっていたのかな?と思った。

自分がインタビューする側になると、
「課題」だと自分が想像した内容を伝えるのが難しかった。
相手を指摘するような感覚があって、こんなこと言っていいのか?
と躊躇してしまいそうになる。
ただ、それを伝えてみたら、今までとは空気が変わった感じがしたというか、
今までの話の中では見えてこなかった話になったりして、
おもしろいなと思った。

そして、いつも通り、メモを取ったけど、これなんだっけな、
でも、とても気になるという言葉が残っていた。

「努力することではない、たとえばイラっとした時に、どうしてイラっとするの?と考えてみて、方向(目線)を変えるだけ」
これは、IPSで聞いた、「自分も相手も変わる必要はなく、ただ会話が変わるだけ」に通じるなと思った。
・『なんとなく』が羅針盤になるから、消さないで。
・こちらに待てる余裕があると、相手の出方も、自分の出方も待てる。
・環境が信念を作ることもある。
・出かたをうかがう、いつでも動ける。
・巻き込まれることで得られるものって何だろう?

いろいろ腑に落ちてないけど、気になる言葉がいっぱい。
心に留めて、またもうちょっと置いてみたい。

2017/10/21

グチ、その後。

もうこれ以上転職はしたくないと思っていた。
いろいろあがいてみたけど、
無理な時はしょうがないよな、と思った。

昨日は飲み会で、この人合わないと思う人の、
隣に座ることになってしまった。
腹をくくって、話を合わせない無理に笑わない、
納得がいかないことには、そうですねとは言わない、
というのを徹底してみた。
そしたら、意外に会話に飲まれないで話が出来て、
今まで感じていた違和感が浮き彫りになった。

そして、ここの世界の中で疲弊していくくらいなら、
履歴書をまた書いた方が楽かもしれない、
という気持ちが湧いてきた。

1年よく頑張ったし、勉強にはなった。
今まで灰色にしか見えなかった集団に入ってみて、
その人たちの苦悩も、かいまみえたり、
どんな仕事にも向き不向きがあって、
出会いとご縁なんだということも、
よくわかった気もする。

もはや、転職が多すぎるために履歴書が長すぎて、
これ以上書きたくない、っていうことも、
どうでもよくなってきた。

もともと、小さい頃から、
私は働けるわけがないと思っていたし、
そのわりには、
いくつかの仕事には就くこともできたし、
よくやったと思う。
もうすでに上出来だったと思う。

これから先、どうやったら、無理なく、
健康で文化的な最低限度の生活を維持できるのか、
ゆっくり考えながら転職を考えよう。

決まるまで、灰色の服を着てやり過ごせば、
とりあえず生活は出来るのだから。
恵まれている。

今日は1日ダラダラしよう。

朝からダラダラしてたら、こんなブログに出会った。
http://www.jisyameguri.com/books/tonjinchi/

2017/10/19

今日はグチだけ。

人と一緒に仕事をするっていうことに疲れて
何もかも全部投げ出してみたい!と時々思うことがある。

文字の力を借りて、発散させていただきます。

年配の人に、みんながいる会議であんなこと言うなんてズルいって言われたけど…
本音と建て前って、よくわかんねーんだよ!
大事だとおもったから大事だと思うって言っただけなんだよ!
後からこっそり文句言われても、混乱するんだよ!
堂々と大きい声で文句言いなよ!


こういう時に、東京に住んでいるのは、とても役に立つ。
帰りの電車で、どんなに疲れた顔をしていても、
誰にも「どうしたの?」と聞かれないのは、すごく楽。
疲れた時には、ブスッとしていたい。
そんな顔を、知ってる人には見られたくないので、
極力誰とも会いたくないし話もしたくない。

こういう時に、笑顔じゃないのを見て「何かあったの?」
と聞いてこられるのは、本当に勘弁してほしい。
そういうブスッとした感じで居ても目立たないずに
どうどうとしていられる場所は、本当に大切。

自然が少なくても、満員電車が窮屈でも、
きれいとは言えない空気を吸っているとしても、
この自由さは手放せない。

今の仕事は嫌いではないけど、
人と一緒に組んで仕事をするのは、やっぱり私には難しいのかもしれない。

一歩外にでれば、コンビニに行くのも、仕事に行くのも、
同じくらい緊張するし、人と関わらないで生きていけるとは思わない。
平穏な職場で静かに仕事をしてる、なんて考えただけで、
気持ちが悪くなるので、多少ハードな今の仕事は、
今までの中では自分には合っているのだろうとは思う。
それでも、やっぱり、ストレスが溜まる。

ストレスなく生活するには、家に籠るしかないだろうな、
と思うけど、籠り出したら全然外に出られなくなりそうで怖い。

今日のグチ祭りは、ここまでにします。

2017/10/15

2017秋「矢が花にかわる~東京~」に参加しました。

2017年10月7日~9日『矢が花にかわる』があった。1週間経った。
静かなゆったりした3日間だった…ような気がする。
ほんと忘れるのって早い。

メモを見ながら内容を思い出せるかな。


初日は、自分にとってこの場がどういう場だといいと思うか、
話題にしたいことはあるか、という話から、
「振り返る」「かえりみる」ということが話題になった。

2日目は、スティーブンのたとえ話で、オオカミの話があった。
自分の中の良い狼と悪い狼、どちらにも同じだけ愛情を注げば、
どちらが勝つでも負けるでも、良いでも悪いでもない、というような例え話。
3人組で、1人ずつ「今心に浮かんでいること」を伝えてみる、
聞く人は沈黙でただ聞いてみる、というのをした。

3日目は、インナーティーチャーの話。
内なる師、内なる声、真実の自分、
どういう言葉だと自分にとってしっくりくるだろう?
自分の中のこれだと思う確信、のような。
(私は「心の声」がしっくりくると思った。)

こんなようなメモもあった。

幼い頃から、人の言う事を聞くことに慣れてしまっている。
なので、すぐに人の声(意見)が入ってきてしまう。
沈黙が「自分と自分」との関係性に目を向ける助けになる。

会話をする時、自分の居心地の悪さを埋めるだけの返事やアドバイスは、
相手の人が「心の声」を聴くことの妨げになることがある。
話を聞く前に呼吸を深くして、頭から腹に下ろすといい。
間、スペースを。

それでも、いつも聞こえるわけではない。
ちょっとしたことで、すぐにかき消されてしまう。

「心の声」を聞く妨げになっていることは何だろう?


普段の生活は、何もかもスピードが速い。
2日目にそういえば、木々や池のあるところを、おのおの歩いた。
最初はゆっくり歩こうとしても歩けなくて、
ふと立ち止まったら、心臓がバクバクとしていて疲れているのに気付いた。
しばらく休んでゆっくり歩き始めたら、今後はスピードを速めることが出来ず、
自分が気持ちよく歩けるペースが、なかなか掴めなかった。

早いペースに流されている生活の方が楽な時もあるけど、
たまには止まってみるのもいいなと思った。
流され続けると、どんどん自分のペースってわからなくなりそうな気もする。


あと、3日目に、心の声を聞きそれを言葉に出してみる人と、
その話を沈黙で腹で聞く人の会話を、
聞かせてもらうという時間があった。
その場がすべて包まれるような優しさがあった。
今まで体感したことのないような空間だった。

3日間、楽しかった。
ってことは、間違いなく覚えてます。

2017/09/05

野口整体に初めて行きました。

今日明日は、まだ残ってた夏休み~。

背中のコリがあまりにも続くので、野口整体に行ってみようと思い、
ようやく予約がとれて、今日「白山治療院」に行った。

すごくよかった。

帰ってから急激に眠くなって、気がついたら5時間も昼寝をしてた。
そんなに寝た後でも頭が痛いこともなく、すっきり目覚めて、そしたらネコも隣で寝てた。
…整体に行ってなくても、そんなにぐっすり昼寝に付き合えるネコってホントすごいよな…ってのは、ひとまず置いといて。

覚えておきたいので、今日のことをまとめておこうと思う。

まず、体の気になっている所など話をした。
背中と肩こりと、首の気になるところを伝えた。
その後、施術。
治療台がなくて、広いところに寝転んでゆったりもよかった。

肩、背中から足と、ぐいぐい押されないのに、なんでそこが痛いってわかるんですか?というとこだけ、ピリッと少し抑えてくれる感じ。
前に、鍼灸をしてもらった時に、マッサージをしてもらったのと似てた。

疲れるといつも痛くなる、スネの所が他のどこよりピリピリ。
胃と肝臓が疲れてるのかも、食べるのはどうですか?と聞かれ、
思わず、そうなんですよ!と心の中で叫ぶ。
「胃が弱くていつも胃を気遣いながら食べてるんです!」
と、思わず意気揚々と答えてしまった。

食べるキャパは人によって違う。
もともと、胃腸のキャパがあまり広くないのかも。
疲れると、そこに出てくる体質なんでしょうね、と。

首は、ちょいちょいと触ってもらい、あれよあれよと首が下を向きやすくなり、
腰は自覚はなかったけど、緊張が高いということで、
後ろ目の両脇腹を1分くらいつまむ、2回目は違和感がある方だけをつまむ、という緩め方を教えてもらった。
それだけで腰が緩んで、歪みもちょっと治るらしい。

終わった後に話。
食べ過ぎに気を付けた方がよいかもしれない。
人と比べて量が多いかどうか、ではない。
お腹が減ってないのに食べる、のも食べ過ぎ。
食べていて、そろそろいいかな、という時にやめる。
もうちょっとで全部食べ終わるからと思って食べるのは食べ過ぎになる。
残ってもそこでやめて残して、次に食べる、とかにする。
お昼休みに食べないと時間が取れないっていう時も、何かちょっとつまむ程度にして、お腹が減った時に時間が許せば何かつまむか、時間がとれなかったら、その分、夕食がおいしく食べられるということで、と。
そういう生活を続けていけば、自分の食べる適量やペースがわかってくる。

それで、やってみるのはどうでしょう?
首の方はまた様子を見ていきましょう。
という話だった。

なるほど~と思った。
長年の疑問が解けた。
休みの日に食欲が湧かないと食べ忘れてていることもあって、食べない方が調子が良いように思ったけど、食べないのは身体に悪いはずだし、食べないで調子が良いのは気のせいか?と思っていたことや、旅行に出かけて3食きっちり食べると何故か体調を崩すのはなんでだろう?と思っていたことなど。
納得納得。
自分の「感じ」の方があってたんだな、と思った。

言われたこと、ちょっと試してみようっと。

2017/09/03

わかりあえなさに注目するインタビュー講座②

先週末、尹雄大さんの「わかりあえなさに注目するインタビュー講座」2日間に参加した。
ちょっと思い返してみたいと思う。

ここ1週間、苦手な人と話すのも楽しくなった感じがする。
職場でも、あんまりこの会話に加わりたくないな、という時に、
なんとなく、スルッと言葉が出てくるようになったのが、
驚きというか、なんというか。

「自分が思った事と、相手が思い描いていることの違いを、
一つ一つ確認していく」と聞いて、
目からウロコが落ちた。スッキリした感じがあった。

「ああ、わかる~」は、ひとまず置いといて、
「それどういうことですか?」の方を聞いてみるだけ、
というか、なんというか。
それは、非常に楽。
会話をしていて、今まで困っていたことがあった。
わからないことが圧倒的に多すぎる、ということ。
それを逐一聞いていくのは、会話の流れを止めてしまうし、
なんとなく失礼な感じがしていた。
それが、そうではなく、その「違い」を大事に置いておいて、
少しずつ聞いていけばいい、という。
しかも、そういう会話をしてみたら、おもしろかった、
ということに驚いた。

良し悪しをつけずに聞けば、人は何だか知らないけど話したくなる、
それは、話している相手に対してだけでなく、
自分に対してもそうなのかもしれないと思った。
自分に対して良し悪しをつけずに自分の声を聞けば、
何だかしらないけど、聞きたいこと話したいことが出てくる。

話したいことは、もうすでにあって、
お互いに、それが湧き出てくる。
講座の2日目には、その感じを体感した。

聞くことも話すことも難しいことじゃなかったんだ~、
というのが、2日間終わった直後に思ったことで、
1週間経った今も、その感じは変わらない。

「違いがある」のは当たり前、
と言われても、それはそうだけど、だからってどうすれば…
と思っていたけど。
「見立て→話し→ズレ」は、必ず起こるから、
その「ズレ」を忘れないように置いておきながら、
一つ一つそのズレを確認してけばいい、としたら。
「全く同じだ!」という事は、ほぼないんだし、
いつでも、どこでも、聞きたいことが湧いてきそうで、
どんな人と、どんな話をするとしても、
話したいことが湧いてくるんじゃないかな、
という、先行きの明るい感じまでした。

あと、メモを見返して、
あっち、でも、こっち、でもなく、空間を見たり、
「観察者の視点」というのが書いてあって、
メモをしたときは、あああそれは大事!、と思ったのだけど、
時間を置いたら、そういう感じだったっけな?
というのは思い出したものの、
その感じを文字には出来切らないな、と思いました。
もうちょっと寝かしたら、文字に出来るのかな?どうかな。

講座、すごく楽しかったです。

2017/08/26

わかりあえなさに注目するインタビュー講座初日

尹雄大さんの「わかりあえなさに注目するインタビュー講座」初日に参加した。
すごくおもしろかった。
明日の2日目が終わったら、今日の事をすっかり忘れてしまいそうでもったいないので、書き留めておこう。
といっても、もうほとんど忘れてる。
えっと、えっと。

始まる前、会場近くの珈琲屋の、チーズケーキとコーヒーがすごくおいしかった。

自己紹介をお互いにする、という、最も苦痛なお題で、
初めて会う隣の人と話をすることになったにも関わらず、
ウキウキと楽しく話せたのには驚いた。

ゼロが苦手、「振動」に心惹かれるのでは?、という言葉をもらい、
今まで薄らぼんやり思っていたことが、ピタッとはまった感じ。
その言葉が出てきたのは、話していた相手の力があったからだと思っていたが、
話をしているうちに、そうではなく、お互いの「間」から生まれたもの、らしい、
と思い始めて、わけがわからなくなって、おもしろかった。

虐待対策ワーカー研修で、今回のような内容をしてもらえたら、
いろんなことが腑に落ちていくかもしれないな、と思った。
(実際の研修は、技術を学んで人の心を忘れていくような感覚がある。)

分かり合おうとすると、どんどん離れて行く印象がある。
今回は、わからないことの方に着目しているはずなのに、
話していると、なんだか分からないうちに同じ船に乗っていた、
みたいな感覚があった。

思い出してメモしてみても、なんだったんだろう、と思う。
これ、数日たってから読み返したら、更に、
なんだったんだろう感が強まりそうな気もするな。

とりあえず書いて気が済んだ。
明日も楽しみ。

2017/08/15

頭が空っぽ。

すごく寝た。すっきりした。
久しぶりに頭が空っぽになった気がする。
頭の皮も随分柔らかくなった。

38℃の熱が出て、数日寝込んで、やむなく思考停止したのだけど、
人間の体はよくできている。

先週は、鹿児島に行った。楽しかったな。
屋久島に行くはずが台風で船が出ず、屋久島には行けなかった。
大楠や大きい杉を見た。

じっくり手帳を見てみたら、鹿児島に行く前まで数か月、
あのメールを返して、このことを考えて、
次は次は・・・と頭が忙しかったようだった。
それが、帰ってきて熱を出して一切吹っ飛んだ。

すっきりした空っぽの頭で考えてみると、
だいたい、後でいいか、と思う事ばかり。
やおら、ええっと何をするんだっけと思い出したものから、
ぽつぽつやっていけばいいだけのことだった。

疲れが溜まって、それに気づかず、
頭の皮が固くなって、頭痛まで起こっているときには、
あれもあれもあれも、と、頭を動かしているようで、
実はちっとも動いていない。
それが熱が出て、収まってすっきりすると、
さらっと頭の回路までシンプルになったうような気がする。
後で思うと、いっつも同じことを繰り返している。
ほんと、人の体はよくできている。

霧島神宮の、色のきれいなトカゲも楽しかったな。
小学生と一緒に行ったものだから、
見るだけなら楽しいけど、触れない私は、
近づいてみたものの、うっかり走って逃げてしまい、
案の定、小学生は嬉しそうに、
器用に捕まえたトカゲを持って追いかけてくる。
という大惨事。

遊び慣れてる小学生は、すぐにトカゲを地面にそっと離して、
離されたトカゲは、そんなに慌てなくても、というくらい、
一目散に走って行った。

私も大惨事だったけど、トカゲも大惨事だったらしい。
後姿の必死さについ笑ってしまった。

今日は、仕事もなく休み。
頭も空っぽのまま、
トカゲや樹齢800年の杉の木のことを思い出したりして、
体も頭もゆっくりしようっと。

2017/06/30

2017年5月「らっくりらっぷ」

ちょっと時間が経ってしまいましたが、5月の連休のご報告を。

5月3日に、香川の『ココカラハウス』で、1日ワークショップ、
5月5~7日に、滋賀の『比良げんき村』で、2泊3日のキャンプがありました。

『らっくりらっぷ』ということで、初の試みのワークショップでした。

香川では、下は保育園のお子さんから、小学生、高校生、大学生、
上は定年を越えた方々まで、様々な立場の人々が15名ほど集まって、
すきに過ごしたり、じっくり立ち止まって話をする、
ということをしたように思います。

滋賀では、木々や滝のあるところを歩いたり、
びわ湖を眺めたりできる環境で、2泊3日、
集まって話をしたり、すきに歩いたり、
おいしいものをいただいたりしました。

いただいた感想をまとめて、もっと詳しくご報告を、
と思っていたのですが、まとまりませんでした。
自分の感想だけ言うと、と思ったのですが、
ちょっと時間が経って、感想もあんまり覚えておらず…。

今思い返してみると、
あの時間は何かの始まりだったのかもしれないな、
と思いました。
何かが始まるときって、すっきりしたものはなく、
いつも、コントンと?混沌と?しているな、と思います。

混沌としているけど、何かエネルギーが充満している、
そんなような時間だったなと思いました。

ご協力いただいたみなさま、ご参加いただいたみなさま、
参加している気持ちで過ごしていただいたみなさま、
今度は参加してみようかなと思っていただいたみなさま、
心の中で応援してくださったみなさま、
一区切りということでお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

2017/06/03

将来なりたいものは何?

『いつか寄木細工の職人になりたいと思ってる』
と言うと、だいたい笑われる。
結構本気なのに。
大人になってから将来なりたいものを言うのは、「変」らしい。

23歳で初めて箱根に行って寄木細工の作品を見て驚いた。
何といっても模様がきれい。
しかもどうやって作ってるのかさっぱりわからない。
自分で寄木細工のからくり箱を作れたら。
はたして作れるものか?
機会があれば、本当に挑戦してみたい。

しかしまあ、こういう話をすると、笑われるようになったのは、
いったいいつからだろう。

幼稚園の時、一番困った課題があった。
今でもよく覚えている。
「将来なりたいものを書きましょう。」

・・・は?

当時は、その混乱を言葉にできなかったけど、
今、言葉にすると、
「すごくたくさんの仕事があるはずだけど、
どんな職業があるかあるか知らない。
知らない中から自分がしたいことを選ぶなんて、
できるわけないでしょう。
何を無理難題を言って…。」
という感じ。

しかも、家に帰って書いてくるのではなくて、帰るまでに出せと言う。
何を書けば、大きく外れないんだろう…。
焦った私は、隙をみては周りの子に片っ端から聞いて回った。

やきゅうせんしゅ、かんごふさん、およめさん、ケーキやさん。
とりあえず、何か書いとけばいいんじゃないか、
と、誰かが教えてくれたので、その中から選ぶことにした。

結構たくさんの子が、「わかんないから、およめさんでいいや」
と言って、さらさらと書いて出していたものの、
およめさんは、なんかちょっと違うなと思った。
野球は知らないし、生クリームは好きじゃないし、
で、「かんごふさん」と書いて出した。

後日それが冊子になって、○○ちゃんのなりたいもの、
を公表されることになってしまった。
「え、あんなにみんないい加減に書いたものを、
きれいに冊子にされて出されても、
おもしろくもなんともないのに…。」

幼稚園は、意味のわからないことが多かった。

家に帰って、「かんごふさん」を見た家人が
へ~と感心した後、質問してくる。
「かんごふさんって何するか知ってる?」
「血が流れてるのを見るやで。」

…適当に書いたんだから、そう言われても困る。

ちゃんと選ぶ準備もなく、時間もなく、
急に提出させられたものを、黙って公表されただけ、
と、今なら説明できるけど。

それ以降、将来なりたいものを急に聞かれた時のために、
その時に一番と言えるものを用意しておこうと思った。

とりあえず書いてしまった看護婦でしばらくは乗り切って、
その後は「宇宙飛行士」「秘書」
幼稚園以降も、時々聞かれたり、書かされることがあったので、
想定して用意しておいて、正解だった。

それなのに、だんだん将来なりたいものを聞かれることもなくなった。
でも、癖だけは抜けず、いろいろ知らない職業を知ると、
どんな仕事だろう、自分に出来るのか?と考えるようになっていた。

何か新しいことを始めるときは、
つい、これで食べていけるか?、と考えたりして。
でも、ちょっと最近、考えが変わってきた。
食べていけなくても、これしてみたいと思うことを、
してみてもいいんじゃないかな、と思い始めた。

プールに行ってパシャパシャ泳いでみたら楽しかったし、
全く知らない内容のワークショップもおもしろかった。
アラビア語も勉強してみたい。

今まで会う機会のなかった人々と出会って話したのもおもしろかった。
どんな毎日を送っていて、何が仕事になっていくのか。
職業を知る、だけではない話。

もしかすると、仕事は多くから選ぶのではなくて、
これはしたくない、というのを一つ一つはがしていくと、
最後に残るものなのかもしれない、という気もしてきた。

2017/05/21

アラビア語

急にきた。

これは面白そう。

とある方のFacebookで、とあるパレスチナの歌手という方の動画を見て、
その途中に歌われていた言葉が、あまりにも耳に心地よい。
たぶん英語ではないし、聞いたこともないと思って調べてみたら、
アラビア語だった。

カバーの曲だったが、原曲にはもちろんアラビア語の部分はなく、
オリジナルで付けくわえられたのだろう。
すごく自然に溶け込んでいる。
それだけでなく、すごく滑らかで耳に気持ちよく残る。
こんな言葉が世の中にあったのか。

しかも日本で、授業料無料のアラビア語学校がある、
という情報を見つけてしまった。
夜間のみのコースもある。
先生は日本語を話せないらしい。
同じクラスの人同士で協力して習得していくしかない。
入学試験はないが、学期ごとの試験に合格しないと次へ進めない。

ちらほらと見えたところだけでも…すごいおもしろそう。
アラビア語を習いに来る人って、どんな人たちなんだろう。

このままアラビア語熱が冷めないか、ちょっと時間を置いてみようと思う。

2017/04/25

4月も後半だけど、まだ肌寒い。

5月で、友人の病気が発覚して2年。
旅立ってから8か月が経とうとしている。
とても長い2年だった。

生きている頃は、友人、と自覚したことはなかった。
しゃべっていると楽しいし、ワクワクするから、
遠くに住んでいるにもかかわらず、
スカイプで、メールで、ワークショップで、
1週間と連絡を取らないことは考えられなかった。

今思うと、そういう生活を、6年近く送ってきていた。
腹の立つこともあったけどな。。。

ふと、どうして自分だけまだ生きているのかと不思議に思うことがある。
生きているというのは、単に死んでないだけ、なのかも。

うちに、姫とななせというネコが来てから、3年になる。
もし、姫とななせが来ていなかったら…と思うと、
いったい私はこの2年をどう過ごしたんだろうと、ゾッとする。

2年前の4月は、というと、
姫とななせが家にも慣れて落ちついた頃。
激務だった仕事から抜け出せて、ちょうど時間もできた頃。

東京の病院に入院とすると聞いて、
仕事帰りとか、休みの日には、よく会いに行った。
体調が悪くて入院しているのに、
近くに引っ越してきたみたいで、
体調のいい日は病院の中でもいろいろ話をしたっけな。

この2年、長く息をしていなかったかのように思う時もあったけど、
その中でも、新しい人と出会い、古い馴染みとも会い、
どうにかこうにか、今にたどり着いたような感覚がある。

5月の連休は、そういう想い出の詰まったイベントに参加する。
これで、ようやく何かが一区切りつくだろう。
今まで幾度となく、参加したり、一緒に企画したり、
ドタバタと大変な時もあったけど、楽しかったな。
「不思議と飽きないんだよね」って言ってたよね。
これからも一緒にやっていけるならね、って返すかな。

ちょっと休んで、そしたら、何をしたくなるだろう。
プールに行って、散歩をして、ねこと昼寝をして。
でもとりあえず、何もしない、何の予定も決めない休日を、
しばらくは味わってみたいなと思う。

2017/03/30

落とし穴?

転職してから、こういう風に仕事を進めたらいいんじゃないか、
という内容が思い付かず、苦戦している。
とりあえず様子を見てきた9ヶ月。
長かった。

さっきふいに、やっと、こうしてみたらどうか、ということを思いついた。

これが仕事内容です、と、明示された内容に、
ずいぶん縛られていたもんだ、と気がついた。
そもそも、誰にとって何が必要なことなのか。

もともと福祉の仕事って、無くて成り立つならそれがいい。
お互いに補いあったり、知らない人でもちょっと手を貸すとか
困りましたと誰にでも気軽に言い合える世の中になるとか。

自分が福祉の仕事を続けるために、
誰かに仕事を作り出してもらっているって
なんか変だなと思った。
自分が働いた感を得るために仕事をするのも変。

自分の仕事が無くなるように、
最善の努力をするんだった、というのを思い出した。
それでも何かすることが残れば、
それはきっと必要な仕事ってことだろう。

全く未知の、知らない仕事を始めると、
なんで?と思いながらも、そういうもんなのかなと思ってしまう。
これが落とし穴だよな、と思った。

2017/03/19

『矢が花に変わる』2017年3月

今回の『矢が花に変わる』の3日間は、
聞く、ということを、じっくり味わえた。

そして、何と言ったらいいか迷うけど、
人が集まって作られていく形のない形、が、
生き生きと育っていく空間、は、
誰か一人の力で作れるものでもなく、
集まった人の生き様がにじみ出て、
気がついたら作られていくだけのことなのかも、
と思った。

誰か一人の話を聞くだけの研修では味わえない、
誰かがリードして引っ張っていく場でも味わえない、
特別な空間だけど、
誰も何も特別なことはしない。
ひたすら、じっくり聞き合うだけ。

その、ただじっくり聞く、ことが難しかった。

2017/02/12

たわごと

年末に、とある方と話をしていて、
『したいこと』と『した方が良さそうに思っていること』を、
分けて考えるようにしている、という話を聞いた。

なるほど~と思った。

それ以来、分けて考えるようにしてみたら、
結構した方が良さそうなことに振り回されてるもんだな、と思った。
なんだか疲れる、なんなんだろう?と思うと、
今したいことは置いておいて、
した方が良さそうな事ばっかりしていたり。

したいけど今はできないこと、が多かったり、
したくないけどどうしても断れないからしていること、が多かったり、
ああ、そりゃ疲れるよな~と思いやすくなったというか。

細かい事だけど、たとえばメール。
来たら読んで、できるだけ早めに返した方がいい気がしてたけど、
早めって誰にとってのいつ?と、ふと思った。
早く返したいメールもあるし、ゆっくり考えてから返したいメールもある。
読みたい時に読んで、返したいときに返したっていいんじゃないか、と思った。

仕事が疲れるのは、そういう風に、自分のタイミングに合わせて動く、
っていうのが難しくなるからかもな、とも思った。
ひょっとすると。
仕事でも、もしかすると、そんなにキチキチしなくても、
進んでいくものなのかもしれない。

そんな風に考えると、したいこと、って、
日々の中で、気を付けていないと、
どんどんどんどん、後回しになる気もした。

同じような明日が必ず来るとは限らないし、
した方が良さそうな本当にしたいかどうかもわからない、
そんなことばかりしているのは、もったいないような気もした。

ねこって、したいことしか、しないもんな~。
早めにご飯をくれと言うので出したら、
さっさと食べて、もう寝てる。ふふ。

2017/02/05

2017.2月、明石でのIPS研修に参加しました。

2017年2月3日~4日 明石でのIPS研修2日間に参加しました。
IPS=意図的なピアサポート、インテンショナルピアサポートです。

総勢25名くらいの方々が参加されていました。
まず内容だけ書き出してみます。

【1日目】
AM:
・チェックイン
・居心地の悪さのための合意
・マインドフルネス
・自分にとってのIPSはこんな感じだった(グループで)
PM
・『自分が自分でいられる』とは?
・心がザワザワすることを言われた時の会話(ロールプレイ3人組で)
・主体と主体の関係性とは?
・体を使ったワーク(2人組、体の軸を整えた時とずらした時)
・今日の感想&宿題(いつもやっていることを一つだけでも意識してしてみる)

【2日目】
AM
・チェックイン
・マインドフルネス
・世界観、自分にとって解釈の癖がありますか?
PM
・相互性、相手の世界観を知れる会話とは(ロールプレイ4人組)
・言葉と世界観~2つのストーリー~
・気になっていること、心に響いたこと、次へのステップ


どこでどういう話になったかは、うろ覚えですが。

お互いの世界観を大切にするとは?
相手も私も「自分でいられる」とは?
スペースのある会話とは?

なかなか平穏ではいられない話題も、
避けるでも、無理やり解決するでも、適当に流すでもなく、
相手の自分も無理に変えようとするわけでもなく、
お互いの世界観を大切にしていくには、
会話というより、どう在りたいかが大切なのかな?
という気もしました。

2017/02/01

らっくりらっぷ2017~香川&滋賀~ご案内

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らっくりらっぷ2017~香川&滋賀~ご案内

思ったより率直に話ができた、自分の考えとは違う相手の話もスーッと染み込んできたと感じられた対話を思い出せますか?それは、どんな感じだったでしょうか?
不協和な自分の心の声にも耳を傾けてみる、自分にとっての真実も大事にしながら、相手にとっての真実にも耳を傾けてみる、お互いの違いも違和感もそのまま大切にしてみる、ことを試してみたいと思っています。

ラップ=WRAP(元気回復行動プラン)
ラップは、毎日を元気で豊かに生きること、また、気分を乱すような状況への気づきを高め、調子が乱れたときに元気に向かうことを促してくれる、自分で作る、自分のための行動プランです。普段の生活を意識的に営むことの、とてもシンプルなガイドです。(オフィス道具箱ホームページより抜粋)

今回の企画では、子どもも大人も使えるラップ『元気帳』より内容を抜粋してご紹介したいと思っています。自分にとって大切なことは何かをじっくり考える時間にもなるといいなと思っています。初めてのご参加、お子さま(若者)のご参加も大歓迎です。行ってみたいなと思われた方みなさんのご参加を、心よりお待ちしております!
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☆香川1日ワークショップ☆
【日程】:2017年 5月 3 日(祝水)10:00~16:00 受付9:30~
【会場】:ココカラハウス
  
住所:香川県高松市宮脇町2-6-19 最寄駅JR高徳線 栗林公園北口から徒歩9分
【定員】:だいたい20名くらい
【参加費】:2,000円 (高校生まで無料、若者(自称も含)500円)
  〇参加費は企画運営代として使用させていただきます。
  〇参加費は当日いただきます。ぜひ参加したいけれどお支払いが難しいなどありましたら、お気軽にお知らせください!
【WRAPファシリテーター】
 ☆上田孝子(元気帳の挿絵でおなじみ。アメリカの雪国在住です。

 ☆岡田侑奈
(H28.6月にWRAPファシリテーター研修に参加。今回初ファシリです。) 
 ☆尾川優子2008年夏から子どもと一緒のラップの集まりがあるといいなと密かに思い続けてます。)
【申込方法】:①ご参加の方のお名前、②連絡可能なメールアドレスを添えて、下記メールまでお送りください。
【申込み・問い合わせ】:キッズラップ実行委員会(尾川)

wrap.kids1@gmail.com

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☆滋賀びわ湖春のキャンプ☆
【日程】:2017年 5月 5日(祝金)~7日(日)
     受付は初日13:00~/最終日10:00まで
【会場】:比良げんき村  住所:滋賀県大津市北小松1769番地の3
 最寄り駅:JR湖西線北小松駅より徒歩15分
【定員】:だいたい20名くらい

【参加費】2泊3日20,000円、 1泊2日10,000円、 日帰り参加:1日4,000円
  〇高校生まで日帰り参加は無料、若者(自称も含)は半額です。
  〇宿泊(8人部屋)、食費(5食分)、ワークショップ参加費込みの金額です。
  〇食事は自炊することもありますので、提供できる飲み物や食材があればご持参ください。
  〇参加費は当日いただきます。ぜひ参加したいけれどお支払いが難しいなどありましたら、お気軽にお知らせください!

【申込方法】:①ご参加の方のお名前、②参加希望日、③連絡可能なメールアドレス④交通手段(車、JRなど)を添えて、下記メールまでお送りください。
tuntunkururi@ares.eonet.ne.jp酒本)

【今回の企画に関わっている人】
上田孝子、岡田侑奈、尾川優子、河南智洋、酒本晃祐、酒本幸子、酒本悠生(50音順)

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2017/01/29

こぶしは回すけど、ビブラートはかけない。

ここ2週間ほど、気になっていることがあって、書き留めておこうと思う。

数週間前、何もする気がおきないなと思って、
テレビをぼーっと見ていたら、森山良子が昔の話をしていた。

デビューしたころの流行りは演歌だったらしい。
レコーディングでこぶしを回すように言われた。
でも、本当に歌いたいのはジャズで、こぶしは回したくない。
何度もやり直しをさせられる。
周りの人はみんな年上で、この1曲にと人生をかけているような気迫。
それを自分のわがままで台無しにするのはどうなのか。

…いろんな葛藤があるもんなんだな、と思った。

葛藤後に仕上がった曲は大ヒットだったらしい。
その曲がチラッとかかっていて、聞いたところ、
確かに、こぶし回っているっぽく、少し演歌な感じはした。
でも、演歌ではないと言えば、そう思えるような感じ。
演歌っぽいってなんなんだろうと思った。

そもそも、こぶしを回すと演歌になるの?
と疑問が湧いたところで、ふと思い出したことがあった。


学生寮に入っている時に、沖縄出身の人が、
りんけんバンドがすきと言って部屋でよく曲をかけていた。
私が、りんけんバンドを聞いたのはその時が初めて。
今までに聞いたことがないような、でも沖縄っぽくて楽しい感じだった。
その中の「歌姫」の歌が特にすきなんだと言っていて、
え、歌姫?ああ…痙攣して声裏返ってる人?と聞いてはじめて、
それが「琉球民謡」の歌い方だったというのを知った。
へ~と思った。
わざとだったんだ。


歌姫は、たぶん、こぶしを回してるんだよな。
でも、演歌のイメージは全くない。
あれ?と思って、ネットで検索していたら、
「琉球民謡のこぶしの回し方」という動画を見つけた。

本当は、琉球民謡を歌うなら、うまい人を真似るのが一番だけど、
私なりの回し方を解説してみます、という前置き付きで。

動画を見ても、どうやってるんだかピンともこなかったものの、
「琉球民謡は、こぶしは回すけどビブラートはかけないんです」
という説明があって、なるほど~と思った。
歌い方が違ったんだ。
ってことは、練習方法も、極めたいと目標に置く先も違うってことか。

だからジャズを追求している人が、いくらこぶしを回して歌っても、
完全に演歌っぽくはならないってことか、と、ひとまず納得した。

ぼーっとテレビをみていたはずだったのに。
琉球民謡、ちょっと習ってみたくなった。

2017/01/26

2008.12月のIPS研修メモ①

2008年12月3日~7日に、久留米であった『IPS(意図的なピアサポート)5日間研修』に参加した時のメモを発見しました。
改めて読んでみたらおもしろかったので、紹介してみます。
この時のファシリテーターは、シェリーさんとクリスさんでした。
この5日間が衝撃的で、後々に大きく響いたな~と思います

〇IPS研修メモ~1日目午前~

【自己紹介】
シェリーさん…薬が減る。クライシスでもサポートできる。関係ができていると、突っ込んでも大丈夫。

クリスさん…専門職だった→入院。必要なのは、給料をもらっている職員ではない。強制治療ダメージ大。その代りに何が有効(ピアサポートは有効)か、何をやりたいかを、この研修で伝える。



5日間の研修で、全部詰め込まなくていい。

みんなで練習してみる=大事

ピアの関係を使って前進

Discomfort Agreement」何と訳す?

→リスクをとるため、不安に思ってもいい合意

不安な気持ちを感じながらも、ここに居られる。自分で学べる殻を破れるために何をしてもらいたいか?



・自分を労わること。ボタンを押された場合も。

・分からないことがあったら質問してください。

・「これ以上言わないで」「やらないで」ということは、はっきり言ってください!!



ピアサポートは、

・新しい見方。新しい考え方を作っていく

・みんなで学び作っていくことに焦点が当たっている



◇背中を押してくれ、やってみて学びに繋がったことは?  ⇒5分間考えてみる

シェリーさん判断されたりする恐れがなく、信頼している関係

どんな質? どんな関係?



みんなで5日間で作り上げていく。「教える」ではない。



信じてくれている

相手の問題を探しにきていると、問題に焦点をあてた会話になってしまう

援助されている、助けられている=こう、役に立たなかった・・とか



学び、お互いに新しいことを作り上げることができる

やればできる!! →援助とは全く違う

“助けてあげること”は、助けている方が気持ちよく感じる

音楽 “ソロ”と“バンド” バンドに似ている



「援助と学ぶ、どう違うか?」

援助=○→○ 一方通行 閉じ込められてしまう

学ぶ=影響しあう、お互いに力がある、勇気をもって挑戦しあう



いつでも何か受け取っている側 → 人に提供できるものがある を忘れてしまう

                   (価値が与えられる)

「友人とどう違う?」

友人=アドバイスをあげあう、楽しい時間を過ごす

ピアサポートをやっていて、友人関係になる、それもあり



「カウンセリングとどう違う?」 ・・・医療モデル、アセスメント

深く話を聴く → ピアサポートに繋がることもある



ピアサポート、何をするためにその場にいる?

→つながりを保つ、お互いの力を出す



ピア=同じ経験を持つだけでなく、何か ←この「何か」はなんだろう?

何があるとピア?

お互いに理解していく

同じ経験を持つ=聴かなくてもわかってしまっている、と思ってしまう、不利な面もある


(午後に続く…)