2012/09/28

動くもの

ずっと動いているものを見ていると、落ち着く。
風に揺れるカーテンとか。

前に住んでいたアパートは、急な坂の上の上にあって、
竹林のすぐ隣だったので、
天気のいい日は、さらさらさらと風に揺れる竹の音と、
ササの葉の影が部屋の中に入ってきて、
すごく、心地よかった。
竹林に住んでる?ネコも、よく遊びにきた。

毎日、山に登っているみたいで、でかけるのが一仕事だったので、
もう、住みたいとは思わないけど、
あの竹のさらさらと、ネコが訪ねてくるのを、今でも時々思い出す。

おっと。
揺れるカーテンを見てたら、
今日、書こうと思ってたこととは、全く違うことを書き始めてた。
でも、まあ、いいか。
台風が近いせいか、風が強い。

そうそう。忘れないうちに、さっき思ったこと。

今まで自分の身に着いたことって、
やるしかない、と覚悟を決めた時にやってみたことだったな~と、
そんなことを思ったんだった。

2012/09/24

今日は、いい天気。
しかも休み。
土日にあった出来事の余韻を楽しむだけの日。
と思ってはいるのけど、あまりにいい天気なので、
洗濯したくなってきた。
こんな日は、シーツなんかも洗いたくなる。

ベランダからは、空の色と雲の色が、はっきりとしていて、
雲の形が、ゆっ~くり変わっていくのが見える。

「雲が動く」と知ったのは、小学校5年くらいだった。

理科の時間、四角いフレームのように切った厚紙を、
屋上辺りの空がよく見える窓ガラスに、おのおの貼って、
その厚紙の窓から見える雲の形をノートに書いて、
また1時間してから、同じ厚紙の窓から見える雲を書いて、
2枚の雲の絵を比べてみる、というもの。

雲の形って変わると思う?という話題が出ていた。
私は、雲の形なんか変わらないと思ってたので、
自分の描いた2枚の絵を同時に見た時に、かなり驚いた。

1時間おかなくても、ずっと見ていると雲が少しずつ動くのがわかる、
と聞いて、しばらく見ていたら、本当に少しずつ雲が動いてた。
その日も、天気がよかった。
ずっと見てたかったけど、次の授業があるからと、
しぶしぶ、教室に戻ったんだった。

先月、琵琶湖の近くでキャンプをした。
その時に、雲を見てると飽きない、と言ってる人がいて、
はっ!!と、雲が動くと知った時のことを思い出した。
ずっと空をみていたかったけど断念したことも思い出した。
キャンプの後から、空を見るようになった。
東京では空が見えないような気がしてたけど、
ちょっと空が狭く感じるだけで、
ベランダからも、電車からも、どこからも空は見えた。
誰が動かしてるわけでもないのに、ずっと空は変わってる。
って、不思議。

今は次の授業に邪魔されることなく、自分で空を見る時間は作れる。
ただ、洗濯機が終わった音を聞いて、急に空を見る時間は中断する。
晴れてるうちに早く洗濯物を干さないと!と思ったりする。
洗濯物を干すと、残念ながら空は見えなくなる。
洗濯機を回そうと思ってベランダに出た瞬間が、
一番ゆっくり空を見られるな~と思ったりする。

2012/09/17

自分の役に立っている話

時々思い出して、怒りが沸いた時に役に立っているな〜と感じている話を、書き出してみます。
メモを頼りにしているので
おそらく私の解釈混じりの文章です。

この話を聞いて、
しなきゃいけないことなんて、何もないのかもしれない、
と思う気持ちが強まりました。

2012年5月18日
プラムヴィレッジのシスターによる、care giver向けの集まりで聞いた話です。


【スペースについて】
人生=プログラムという思い込みをしていることがある。
そうなると、人生が規則という世界に閉じ込められてしまう。

自分の人生を一冊の本と例える。
自分の本の筋書きとは違っていると何度も言う人がいる。
緊急時のことは本には書かれていない。
本当は何も書かれていない。
だけど筋書きが書いてあるように思う時がある。

その筋書きと違うと思うと、
自分の大切なものを持っていかれたような気持ちになる。
大切なことを手放してみる練習が必要というのは、こういうこと。

こういうことを知れば、あるがまま、そして去っていくもの、
世界は広いと気付く。

広い世界では、一つの間違いや、
一つのひっかかりが起こっても、
それよりも、もっと大きいものが見える。


【怒りについて】
感情に対する練習。
感情を押し込めたりしない。
怒りを責めると害がある。
責めるのでない。
自分の行動、慈悲や慈しみの心が、変化をもたらす。

怒りは、泣いている赤ちゃん。
怒りを追い出すこともしない。
怒りの鐘は、そこに注意を向けなきゃというサイン。
自分自身のケアをまずする。

自分で意識できていない痛みが
怒りになっている時もある。

スカイツリー

実物を初めてみました。
空も青くて、きれいだった〜。

2012/09/11

あてにならない自分の記憶

ジャニス・ジョプリンの『PEARL』が好き。

どうしてこんなに好きかはわからないけど、
何回聴いても鳥肌がたつ。
歌詞の意味は知らない。

昨日長野のお土産と言って、
『PEARL』のレコードをもらった。

レコードプレーヤーはもってないけど、
身震いするほど嬉しかった。

どうして私がこれが好きかわかったの?
と不思議に思って聞いてみたら、
以前にジャニスバーがあって一緒に入ったって。

忘れてた。
思い出した。

ジャニスがよく飲んでいたという、
サザンカンフォートというお酒をいつか飲んでみたいと思ってて、
飲んでみたんだった。

ジャニスはビンから直接飲んでたらしいので、
ロックで飲んでみた。

味は。。。口に合わなかった。
やたら甘くて。
全部は飲めなかった。

たしか店員さんが、お酒のボトルを見せてくれて、
ジャニスが生まれた辺りの風景らしいと聞いたような気がする。

そうかそうか。
お酒にこだわりがあった訳じゃなく、
単に地酒を飲んでただけだったのかも?
と思って満足して帰った記憶が。

すっかり忘れてた。

自分がすごく好きだったことも、
忘れてしまうもんなんだなと思った。

好きなこととか、楽しかったことを書き留めておくといいって、
ああ、そういうことかと思った。

2012/09/09

仙川の夏

夏ももう終わり、かと思いきや
今日も暑い。

東京だとは思えないほど、
空がきれい。
いい天気だな〜。

2012/09/08

模型ではない!

本城直季さんという写真家?の、
「small planet」という写真集を見た。

海、山、工事現場、夜景、白川郷まで、
さまざまな景色が巧みにミニチュアで作られて、
撮影されている
細かいとこまで見事な作り方。
暇な人がいるもんだ。

と感動しながら、ひとしきり見終わった後、
その写真集の持ち主が言っていたこと。
この写真は、本物の景色を模型のように写すカメラで撮影されている。
って。

ええええ!!!

驚いた!
模型ではなく本物だった。

中に浮いたヘリコプターと、
その影まで、どうやって作ったんだろう?と、
不思議に思ってたけど。
は〜それなら納得。


うわ〜この部分は本物っぽい
と感動してた場所は実は当たり前で、
模型っぽい、まだまだだと思った所が、
感動する場所だった。

間逆じゃないか!

その写真集の最後に本城直季さんの言葉が載っていた。

その文章の締めくくりに書いてあったこと。

『一歩退いてものごとを見ると様々な答え、結果がでてきます。自分の受け取った気持ち、相手が受け取った気持ちを素直に受け入れると一つの写真でも色んな見え方がすると思っています』

なんか、
スカーンと一本背負いをされたみたいだった。

2012/09/06

どうってことないこと

「こう言ったらどう思われるか」
っていうのが気にならなくなったら、
思ったことを言いやすくなった。

こんなに楽なことはない。

今となっては、人からどう見られるか、が、
どうして、あんなに気になってたんだろう?
と思う。

バカだと思われるんじゃないか、
生意気だと思われるんじゃないか、
変な人と思われるんじゃないか、
センスがないと思われるんじゃないか、
嫌われるんじゃないか、
話が合わないと思われるんじゃないか、
いつか、一人ぼっちになるんじゃないか、
などなどが、頭を巡ってた。

「そう思われたらどうなるの?」
って聞かれた時に、
えっ?と思った。

まあ、どう思われても、どうなることもない気がした。

そうかそうか、と思った。
どう思われても困るわけではなさそうだ。

そう思ってから、思ったことや考えたこと、
今までは言うのをやめてたことも話やすくなった。
誰に対しても。

いろいろ話してみたら、返ってくる返事がおもしろい。

な〜んだ。
話したってよかったんだ、と思った。
こっちの方が、一人ぼっちにならないかもな、
と、今は思う。