2015/09/28

共鳴するとき

私は人と一緒にいるのが苦手な時がある。

なぜなら言葉を選んで会話をするのが疲れる時があるから。

だけど人といて楽しい時もある。


私は楽器を鳴らすのが苦手な時がある。

間違わないようにしなければと緊張する時があるから。

だけど、すごく心地よくピアノを弾いてる時もある。


私は伝統にうんざりする時がある。

したくないことなのに、昔からのしきたりだからと、やらされることがあるから。

だけど、お祭りの鐘や太鼓や笛の音を聞くとワクワクする。


今日はとある楽しいことをした。
あの楽しさはなんだったんだろう。

真っ暗なお蔵の中で輪になって、一人が太鼓をたたきはじめ、他の人が床をたたいたりして、合わせるでも合わせないでもなく音を出していく。

お祭りのお囃子が佳境に入った時のような、血が湧いてくるような感じがした。


ふと思った。
いろんな苦手なものから「それはしたくない」を削ぎおとして、全部混ぜてみたら、あんな感じになるのかな?

共鳴したって感じというか。

誰かと一緒に何かをするって楽しいなと思った。

どんなことでも、誰かがいて共鳴した時には、一人じゃ味わえないエネルギーを味わえるものなのかもしれない。 

2015/09/15

夜中の静けさ

夜、いつの間にか寝ていて、目が覚めたら午前2時だった。
シャワーを浴びて、一息ついたら、ネコが走り始めた。

窓からは、すっかり涼しくなった風が入ってくる。
夜中の、「シーン」と聞こえてきそうな静かな感じが、とてもすき。
自然が少ない場所だけど、どこかからか虫の声も聞こえてくる。

夜中にパッと目が覚めるのは、とても気持ちがいいなと思う。
ずっと、こういう時間を味わっていたい。
寝転んで、寝てるのか寝てないのか、わからないくらいの、
ゆらゆらとした時間も、とてもすき。
そうしているうちに、ぼんやり明るくなってくる感じも、とても気持ちがいい。

いつの間にか寝てしまうと、あっという間に明るくなっていて、
たくさんの音が入り混じっていて、
急に慌ただしい感じになってしまう。
それが残念に思う時もあって、
眠くなってしまうのが、もったいないような気もするけど、
寝たら寝たで、すっきりもするので、それもまあ、いいか。

そうこうしているうちに、もう眠くなってきた。
頭が痛くなって、座っていられなくなって、で、横になって、
ゴロゴロとしているうちに、たぶん、次に気がついたら朝だろう。

もし、短時間しか眠らなくても大丈夫な身体になったら、
本を読んだり、片付けをしたり、編み物をしたり、
もっとたくさんブログを書いたり、
時間があったらしたいいろんなことを、してみたいな、と思う。