私は人と一緒にいるのが苦手な時がある。
なぜなら言葉を選んで会話をするのが疲れる時があるから。
だけど人といて楽しい時もある。
私は楽器を鳴らすのが苦手な時がある。
間違わないようにしなければと緊張する時があるから。
だけど、すごく心地よくピアノを弾いてる時もある。
私は伝統にうんざりする時がある。
したくないことなのに、昔からのしきたりだからと、やらされることがあるから。
だけど、お祭りの鐘や太鼓や笛の音を聞くとワクワクする。
今日はとある楽しいことをした。
あの楽しさはなんだったんだろう。
真っ暗なお蔵の中で輪になって、一人が太鼓をたたきはじめ、他の人が床をたたいたりして、合わせるでも合わせないでもなく音を出していく。
お祭りのお囃子が佳境に入った時のような、血が湧いてくるような感じがした。
ふと思った。
いろんな苦手なものから「それはしたくない」を削ぎおとして、全部混ぜてみたら、あんな感じになるのかな?
共鳴したって感じというか。
誰かと一緒に何かをするって楽しいなと思った。
どんなことでも、誰かがいて共鳴した時には、一人じゃ味わえないエネルギーを味わえるものなのかもしれない。
0 件のコメント:
コメントを投稿