2013/08/15

念願の講演会・ワークショップのお知らせです

ついに2013年11月末に、講演会と5日間のワークショップを開催できることになりました。
ipstky@gmail.com までメールをいただければ、お知らせチラシをPDFファイルにてお送りします。お気軽にお問合わせいただけますと嬉しいです

~以下、チラシの内容です~

『矢が花にかわる』こころの交流 講演会・ワークショップのご案内
案内役:スティーブン・ポクリントン氏(通訳、久野恵理氏、宮本有紀氏)

【講演会】
2013年11月29日(金) 18:30~20:30  受付開始18:00~
参加費:当日参加 2,500円
    事前申込 2,000円(前日まで)
会 場:東京大学医学部2号館本館 (医学部2号館1F小講堂)
※事前申込は下記メールまで参加される方のお名前をお知らせください。

【5日間ワークショップ】
2013年11/30(土)~12/4(水)9:30~17:30  初日受付:9:15~ 最終日は16:00で終了。
参加費: 1日 :10,000円(初日のみ)
     2日間:20,000円(土日のみ)
     5日間:40,000円(全日)
※参加費は、講師料・通訳代・備品代として使用させていただく予定です。お支払いが難しい場合はご相談ください。
会 場:東京大学医学部3号館 (所在地:東京都文京区本郷7-3-1)
定 員: 20名・土日のみ30名(先着順)
※申込みは下記メールアドレスまでお願いします。定員になり次第しめ切りとさせていただきます。5日間の参加が難しい方もお気軽にご相談ください。

申込み・問い合わせ:ipstky@gmail.com(宮本・尾川)
○講演会は参加者氏名のみ、5日間ワークショップは氏名および連絡可能なメールアドレスを添えて上記メールまでお申し込みください。いずれも参加費は当日にいただきます。
○5日間ワークショップに参加される方は講演会が無料となります。申込みの際に講演会参加の有無も合わせてお知らせいただけますと助かります。
○5日間ワークショップにご参加のみなさまには後日詳細をお知らせ致します。

『矢が花にかわる』こころの交流
「いい詩には、ひとの心を解き放ってくれる力があります。いい詩はまた、生きとし生けるものへの、いとおしみの感情をやさしく誘いだしてもくれます。」(茨木のり子
『詩のこころを読む』ページ iii)

私たちは、この『いい詩』にたとえられるような、人と人とのこころの交流が広がることを願い、講演会とワークショップを企画しました。『いとおしみの感情』は、苦しみが少しでも和らぎ、喜びや幸せを感じる瞬間の訪れを願う、生きとし生けるものへの慈しみの気持ちにも通じるでしょう。人は本来、つながりの中で生きていて、いとおしみや慈しみに根ざした交流によって関係がつむがれているはずなのに、普段の生活の中では、自分自身や人に対して、こころを閉ざすような在り方でいることも、少なくはありません。

今、あなたには、日々の生活の中で、仕事の中で、周りの人とのつながりがどう感じられるでしょうか?もし、つながりが断たれているように感じるとしたら、特に、そこに暴力が介在するとしたら、私たちの多くがそうであるように、あなたも傷つき、おびえ、こころを閉ざした『対応』をしているかもしれません。自分に矢を放たれたように感じる言葉や姿勢に接すると、お互いのこころの奥底にある真実の声を聞くことが、ますます難しくなっているのではないでしょうか。

もし、そこにある自分の傷つきやすさや恐れの根元にしっかりと目を向け、受け止め、そこに現れる世界にこころを開くことができたら、相手の人の姿はどんなふうに見えてくるでしょうか?その人の痛みや苦しみにこころを開くことができるかもしれません。そして自分と人への慈しみの気持ちに根ざした、『矢が花にかわる』スペースを開くことができるでしょう。そうしてはじめて、お互いの真実の声を表現し、響き合わせる可能性が生まれるのではないでしょうか。

この講演会とワークショップでは、人に本来備わっている、慈しみの気持ちの土壌を耕し、慈しみに根ざした、こころの出会いと交流のあり方を、ともに学び、試してみます。案内役のスティーブン・ポクリントン氏は、ジェントルティーチングを学び、通常のコミュニケーションを通してはつながりを作りにくい状況で関係を築く実践を行ってきました。また、ポクリントン氏は日本におけるWRAPの活動に関わり、2007年以来10回近く来日しています。長年にわたる瞑想の実践者でもあります。

講演会ではポクリントン氏の経験を交え、新たな出会いの可能性が見出されるような対話の時間を持ちたいと考えています。5日間ワークショップでは、さらに実践的に、慈しみの気持ちに基づく交流を感覚的に理解する対話と、それを試みる演習を用意しています。ワークショップの初日から1日あるいは2日間(週末)のみの参加も歓迎します。
経験や職種は問いません。『矢が花にかわる』ような、こころのあり方と交流に関心をお持ちの方々のご参加を、こころよりお待ちしています。

2013/08/09

冷凍バナナ

今年の夏は暑い。
と、毎年言っている気もする。
けれど。
冷房をつけっぱなしの部屋の中で、
バナナが驚異的な速さで黒くなっているのを見ると、
やっぱ暑いよな~と思う。

小学生の頃、黒くなってきたバナナをラップに包んで、
冷凍して食べるのが楽しかった時期があった。
久しぶりに思いだして、冷凍して食べてみたら、おいしかった。

そうそう。思い出した。
小学生の頃に、家の冷蔵庫が新しくなって、
ちゃんと冷凍ができるようになったのをいいことに、
なんでも凍らせて楽しんでいたのは、父だった。

バナナを始め、スイカ、くずまんじゅうも。
バナナはよかったけど、スイカは固いだけで甘くなくておいしくなかったし、
くずまんじゅうに至ってはパッサパサで、
あまりのまずさに、甘いものが大好きな母が怒り始めたくらいだった。
氷を出そうとしたら、氷が全部薄茶色になってて、なんじゃこりゃと思ったら、
父がだし汁を製氷機に入れて凍らしてたってこともあった。
その出汁で冷やし中華のようなものを作ってくれた。

またまた思い出した。
料理が好きだった父は、時々変わったものを作ってた。
ご飯に紅茶をかけたらどんな味になるかな、
焼いたニンニクに牛乳を入れて煮たらおいしんじゃないかな、
つぶやいた瞬間に、もう準備に取り掛かっている。
砂糖入りの紅茶をかけたご飯は、意外においしかった記憶があるけど、
他の創作料理は、あんまりおいしかった記憶が無い。

一度、デジタル時計を分解したらどうなるかな、
と言った瞬間に、ねじまわしを持っていた時があって、
戻らなくなったらどうするの?とみんなが心配する中、
みるみる時計をバラバラにしたことがあった。
大丈夫大丈夫、元に戻せばいいから、と言っていたのに、
全部きれいに分解してバラバラになった部品が山になったまま、1週間。
いつ戻すの?と聞いたら、
「こんなもん、戻せるか!」となぜか怒ってたこともあった。

やろうと思ったことは、とりあえずやってみる父は、
まあ、たいがい失敗しているように見えたけど、
楽しそうでもあった。