2011/10/11

スポーツの楽しみ方

中学の部活でバドミントン部に入っている人から聞いた話。

『部活の大会に行った。
試合は負けてしまったけど、そこで、すばらしい人に出会った。
他校の同級生で、バドミントンがうまい人。
その人は、他の選手が試合をしている時に、大きな声で応援している。
応援するとコーチに「自分のことに集中しろ」と怒られていた。
それでも応援を続けていた。
怒られるのを覚悟で応援しているのだと思った。
大会に行って、すごく楽しかった。
そういう人に出会えるからスポーツは楽しい。』

その話を聞いて、
そういう楽しみ方があったのか!!と思った。

バドミントンは、夏でも窓を閉めて、無風の中で練習するらしい。
ハネが風に左右されるから、という理由で。
うまい、ということは、その練習に耐えているという前提があって、
しかも、その極限の中でも人のことも考える余裕もある、という、
すさまじい精神力を感じたのだろうか?と思った。

私は、運動部はキツイだけというイメージがあって、避けて通っていた。
運動部に入って経験しておきたかったなと、一瞬思った。
実際に経験すると、その人の素晴らしさが、
もっと身にしみて分かるのかもしれない。
ただ。
同じ経験をしても、素晴らしい人に出会える楽しみというのを、
私だったら見つけられなかったかもしれない。

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