2011/09/29

ラジオ

入院中の母から、ラジオがならなくなったから、
直して送り返してほしいと言われたのが、もう1か月前。
「直らなかったら、いいから」という、いつものセリフ。
電池を換えれば直ると思って「はいはい」と、
簡単に引き受けてしまったのが運のつきだった。

家に持ち帰って、電池を交換して電源をつけた。
やっぱり、電池がなかっただけだった。一安心。
ところが。
選局ボタンを押してみても、雑音がひどい。
そういえば、地域が違うから、登録したボタンは役に立たなかったと気づく。
チューニングを合わせようと思ったら、つまみが取れて壊れていた。

そこで、やられた・・・と思った。
電池だけでは、すまなくなってしまった。
直らなかったらいい、と言いながら、送り返さないと、
あのラジオはどうなった?と、いつまでも言われる。

しょうがないので、近所の電気屋さんに行ってみた。
まあ、そんなに高くないだろうと思っていた。

おしつけがましくない感じのいい中年の女性の店員さんに、
事情を説明して、同じタイプのラジオを探してもらった。
大きさ、FMも入る、使いやすさ、壊れたラジオとほぼ同じものだと、
4,200円で、しかも取り寄せになる、という。
思っていたより高い。

丁寧にお礼を言って、近所にある、某量販店へ。
パソコンが主流のお店で、「ラジオはないですね」
と、けんもほろろに言われてしまい、退散。

そして、他にも小売りの電気屋さんが2件あったのを思い出し、
2件目の小売店へ行った。
1件目と違い、店の中が電化製品だらけ。
まあ、電気屋だから、あたりまえなのだけど。
ラジオは、防災用の一つのタイプしかないと、
忙しそうに言っていた。

こうなったら、もう、3件目も行くしかない、という気持ちになる。
3件目は「パナソニック」と遠くから文字が見えた。
いつも通っている道だけど、看板をじっくり見たのは、初めてだった。

続く。。。ちょっと休憩~

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