入院中の母から、ラジオがならなくなったから、
直して送り返してほしいと言われたのが、もう1か月前。
「直らなかったら、いいから」という、いつものセリフ。
電池を換えれば直ると思って「はいはい」と、
簡単に引き受けてしまったのが運のつきだった。
家に持ち帰って、電池を交換して電源をつけた。
やっぱり、電池がなかっただけだった。一安心。
ところが。
選局ボタンを押してみても、雑音がひどい。
そういえば、地域が違うから、登録したボタンは役に立たなかったと気づく。
チューニングを合わせようと思ったら、つまみが取れて壊れていた。
そこで、やられた・・・と思った。
電池だけでは、すまなくなってしまった。
直らなかったらいい、と言いながら、送り返さないと、
あのラジオはどうなった?と、いつまでも言われる。
しょうがないので、近所の電気屋さんに行ってみた。
まあ、そんなに高くないだろうと思っていた。
おしつけがましくない感じのいい中年の女性の店員さんに、
事情を説明して、同じタイプのラジオを探してもらった。
大きさ、FMも入る、使いやすさ、壊れたラジオとほぼ同じものだと、
4,200円で、しかも取り寄せになる、という。
思っていたより高い。
丁寧にお礼を言って、近所にある、某量販店へ。
パソコンが主流のお店で、「ラジオはないですね」
と、けんもほろろに言われてしまい、退散。
そして、他にも小売りの電気屋さんが2件あったのを思い出し、
2件目の小売店へ行った。
1件目と違い、店の中が電化製品だらけ。
まあ、電気屋だから、あたりまえなのだけど。
ラジオは、防災用の一つのタイプしかないと、
忙しそうに言っていた。
こうなったら、もう、3件目も行くしかない、という気持ちになる。
3件目は「パナソニック」と遠くから文字が見えた。
いつも通っている道だけど、看板をじっくり見たのは、初めてだった。
続く。。。ちょっと休憩~
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