2018/03/21

2018.3月~わかりあえなさ~IPS~沖縄

2018.3/17~18、渡嘉敷島にて、
インタビュアーの尹雄大さんをお招きして、
今までの慣れ親しんだ自分のクセを問い直して、
自分の中にすでにあるのに気づかなかった感覚を、
新たに発見していくような、言葉にしにくい、
おもしろい時間を過ごしました。

大人総勢20名、お子さま5名も、
会場で気ままに遊んでくれたりして、
和みました。

IPS(インテンショナルピアサポート)に出会ってから気がつけば9年、
形もなく実態もない、でも大事そうな匂いがする、という、
ずっと雲をつかむような印象のあるIPSですが、
勉強会に参加するうちに、なんとなく出来てきた形、
それに参加し続けることで失っていくように感じるもの、
湧いてきた違和感、どうしてそう思うのか?とか、
尹さんや参加されてる方々の話を聞きつつ、
改めてじっくり味わえるような空間でした。

IPSのテキストに、文字で書いてはあるけど、
実際にはどういうこと?とピンとこないことが、
私はたくさんあります。

「知らない立場で聞く」とか、
「相手の世界観を大切にする」とか、
「スペースを作る」とか、
「相互性を大事にする」とか。

尹さんの話を聞いていると、不思議と、
あ、あのテキストのあの言葉の意味はこうなのかも、
と、ふっと浮かんできたり、
それを受けて話が進んで、また違った風に思ったり、
会話する時によぎる、自分がこうじゃなければいいのに、
こういう気持ちが無くなってくれればいいのに、
というような、いつも決まって湧いてくる雑念みたいなのが、
ああ、そういうことだっただけか、と腑に落ちて、
すっと消えていったり。

固まってしまった『IPS』が、すっと溶けていって、
また新たなIPSを見つけていけそうな気もしました。

今回、すべての予定調和が崩れたらおもしろいかな、
とは思っていたのですが、まさにその通りになって、
洗濯機の中にいるみたいでした。

行きの船が、思ったより揺れたのとか、
講座が終わってから行った阿波連ビーチの海が、
今まで見たことないほど、きれいだったこととか、
船の人も、宿の人も、タクシーの人も、すごく親切で、
楽しんでってね!というのが伝わってきたり、
今まで何度も話したことのある人々とも、
また違った話が出来たような気もします。

嫌な事は一切しない、気が向いたことだけする、
というのを貫いてみたらどうなるんだろうと思って、
それを心置きなく試させてもらえる時間でもありました。
何かわからないけど、何か出来たらいいな、っていう、
ぼんやりした話から、実際に沖縄に行けるとは。
ほんと、びっくりです。

つかみどころのない話から付き合っていただいた方々、
渡嘉敷島でお会いできた方々、
遠くから応援してくださった皆様、
本当にありがとうございました。

すっごい楽しかったです!

0 件のコメント:

コメントを投稿