「せっかちは悪くない」というテレビを見て、
ってことは、おっとりも悪くないのか、と、はたと気づいた。
1週間くらい前に、山本文緒さんの、まだ読んでない文庫本を発見した。
「アカペラ」
山本文緒さんの書く本を読むと、いつも、
地を這いあがるような力が自分に湧いてくる。
ような気がする。
ほしいと思っても、ブックオフではない本屋で、すぐに本を買うのは躊躇する。
1回読んで終わってしまう本だったら、もったいない。
本も、DVDも、毎日見ても飽きないものがほしい。
古本ではない本を買いたいと思う回数と、
映画を見たいと思う回数は、同じくらいかもしれない。
少なくて5~6年に1回、
多くて1年に2~3回
これおもしろい、という作品に出会うと、1か月に何回も?
山本文緒さんの本と出会ったのは、何年前くらいだろう。
少なくとも7年は経っているような気がする。
「絶対泣かない」と「きっと君は泣く」どっちを先に読んだかは忘れた。
楯と矛のような本のタイトルで、単純に内容が気になった。
それから自分でも気が付かない間に本棚に
山本文緒さんの文庫本が、どんどん並んでいった。
まだ読んでいないのを探すようになって、
出版社が違って、同じ作家の本が出ていることを知った。
本を読むのはきらいだったので、本の探し方もよくわからなかった。
しらみつぶしに探して買って読んでを繰り返しているうちに、
幻冬舎という出版社がすきだな、と思うようになってきた。
それまで、出版社の違いも分からなかったのに。
そうそう、それで久しぶりに、私にとっての新刊を発見して、
6年間執筆を休んでいたことを知った。
そういえば、ここ何年か、山本文緒さんの新しい本がないな~、
とうっすら思っていた。
感想を、手紙に書きたいと思ったけど、どこに送ったらいいかわからず、
そういえばと思ってネットを見ていたら、ツイッターを発見し、
本の感想を書きこめるホームページを発見し、
なんと便利な世の中!!!と思った。
でもやっぱり、手紙を書きたいなと思い、送り先はわからないままだったりする。
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