2012/02/28

将棋

小学1年生の男の子と勝負して負けた。
少し攻めてみようと思ったら、
あっという間に、右半分の、
金~香車まで、根こそぎ持っていかれ、
あっという間に丸腰に。
しかも、手加減なし。
初心者には、もう少し優しくしてくれてもいいのに。。。

「ぼく、将棋弱いよ」
って言ってたくせに。うそつき~~~。
と思って、「ちょっと強いじゃないの!」
と文句を言ってしまった。

そしたら、小1の彼は、
「弱いよ。○○君より。あいつには負けるもん。」
ああ、そうか、と思った。

私の負け試合を見に、何人かの男の子が寄ってきて、
次の手はああだ、次の手はこうだと言ってくる。
これ幸いと、次はどう打てばいい?と聞きながらやっていたら、
その、一番将棋の強いといううわさの彼に、
「自分で考えて」
と言われてしまい、その後数手で負けた。

その負け試合の続きを、自分は弱いと言っていた彼が、
終わりにしないから続きやろうと言うので、
続けていたけど、どうにもこうにも、責められない。
強いというウワサの彼に助けを求めると、
「降参して代わる?」と聞かれたので、
代わってもらった。

そしたら、あっという間に体制を立て直して、
持ちごまを使って攻めて、また持ちごまを増やしていく。
私がさっきやられたような、銀の横に入り込んで、
というような方法で、隙をついて、パッパぱっぱと。
うっかり取られても、「計算のうち」と言ったりして。
まったく気合負けしない。
人の試合を見ていると、次はこの手しかない、というのがわかったり、
ああ、そういう手もあったのか!!!と思ったりする。

なんなんだこれは。
おもしろいじゃないですか。

父が生きているうちに、将棋の進め方を聞いておけばよかった!
小さい頃に、父は飛車、角なしだったのに負けてしまって、
それから将棋はやらなくなったのだけど。。。

昨日は、ちょっと将棋のおもしろさがわかった気がした。

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