何も言わないで言葉が出てくるまで待ってくれる、
すぐに答えを出さないで話を聞いてくれる、
これを実践するのは、すごく難しいことだったんだと、
改めて思った。
意味のある言葉を言わなくてもいいと思えること、
何の役割もなくその場にただ居られること、
何の役に立つことをしなくてもいいと思えること。
もし、みんながそう思えたとしたら、
電車の中で、どういう会話が聞こえてくるんだろうな~。
誰かに何かをしてあげて満足すること、
何かをされる役になって人を満足させること、
その歯車がピッタリ合っていることが多いのだと思う。
その歯車から外れて、自分は本当はこうしてほしいんだと言うためには、
自分が本当に必要なことを知る必要がある。
自分が本当に必要なことは、一人で考えていても、なかなか出てこない。
そこに気づくのに会話が必要なんだろうと思う。
何かをしてあげて満足するという気持ちも持たずに、
どうこうしようとしないで話を聴いて、
答えを出さないで、言葉が出るまで無言で待っていてくれる、
お互いにそういう風に会話が出来たら、
本当に自分にとって必要なことを自分で気づけるんだろうな、
と思う。
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