先日、尹雄大さんのインタビューセッションというのに参加した。
終わってからしばらく、というか数日は、
燃えたぎる何かがあって舞い上がっていた。
こういう感覚は久しぶりのこと。
楽しかった。
その感じを文字に残しておきたいのだけど、これまた難しい。
聞かれたいことを事前に伝えていたものの、
その日に話したくなったことから話始めて、
つらつらと、会話に任せて話していくのが心地良かった。
もともと細かく根掘り葉掘り聞かれるのは好きじゃないのに、
それはどうして?と聞かれたり、
何か質問されると嬉しい感じもした。
普段は話題に出すのもはばかられる内容だったのに。
中でも驚いたことが2つ。
興味本位にしていないか心配と話した時に、
え、興味があってどうしていけないの?と返されたことと、
やりたいのかどうか分からないと話した時に、
やりたいと言っているようにしか聞こえない、と言われたこと。
正面から水をかけられたみたいに驚いた。
けど、それが驚くほど気持ち良かった。
私には霧がかかって見える事を話しているのに、
聞いている方は、はっきりと見えるものがあるようで。
全部で1時間も話していなかったと思う。
それなのに、こういう話ができたらなと思うことが全部話せた。
長年疑問に思っていたこととか、
すごく腹がっ立った経験とか、
どうにかしたいけどどうにもならないと思う話とか。
その日に初めて会って、初めて話すことばかりで、
すべて詳しい説明をしたわけでもないのに、
ああ、たくさん話せたという感覚が残っている。
そして、驚くことに、意見されたという感覚もないまま、
こう思ったとか、こんなことがあったという話を返してもらい、
それらがすんなり自分の耳に届いて、
今まで自分だけで考えていただけでは見えなかった、
新しい視点も見えてきたように思う。
いつもだと、大事にしていることなんだから気安く意見されたくないんだよ、
と思ってしまい、相手の話が耳に入らなくなることも多い。
普段会話をしていて、もうこれ以上話したくなくないと思う時や、
話したことに対して返されると、私のことにとやかく口出ししないでよ
と思うことも多いような気がするのだけど、
何が違ったんだろうな。
なんだろう。
なんで?というのはわからないけど、
とても楽しい時間でした。
私もそんな風にいろんな人と話せたらいいな。
会話が楽しいだろうな。
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