2013/11/24

IPS(意図的なピアサポート)鹿児島での3日間の感想

1日目は、ドラムセッション。
悲しい、平安、怒りなどの自分の感情を、
みんなで一斉に、太鼓をたたくことで表現したり、
2人組になって、外の自分と内の自分を、お互いに音で表現して伝えあう、
ということをした。

たとえば、「悲しい」って感情を、何分も感じながら、
ずっとたたき続けるのは、すごく難しかった。
怒りもそう。
たとえ、怒りを感じても、その怒りを何分も何時間も、
感じ続けるのは難しいもんなんだなというのを、実感した。

あと、内の自分と、外の自分を音で伝えあっているうちに、
最初は、内の自分と外の自分を、はっきりと区別して、
音で表現してたはずなのに、だんだん音での会話を続けてくと、
内だか、外だか、わからなくなってくる感覚が面白かった。

2日目、3日目は、いろんな場面での会話で、
その時に、自分が瞬時にどう感じているか、
というとこに、意識を向けることを、何度も試した。

ドラムセッションでは、人の音を聞くより、
音楽にまつわる過去の人々との楽しくなかった会話が、
ぐるぐると頭の中でよみがえってきたり、
社会のひずみの話が出たときには、
やっぱり以前の職場でのことをいろいろと思いだして、イライラしたり、
「今」の音や会話に集中できないなと思う時間もあった。

そういうことも、ああ、自分は今、そういうことを感じているんだな、
と思ってみることを心がけてみる、ということも試せた。
自分がザワザワした時は、無理にしゃべらなくてよくて、
黙っていてもいいと思えるのが、すごく居心地がよかった。
ゆったりした時間を過ごせたように思う。

ザワザワした時は、言葉の矢を放たれたと感じることが、
すごく増えるものなんだな~ってことも思った。
普段は、イラッとしたときに、ばばばばと話をしてしまうことが、
圧倒的に多いのだけど。
それって、もったいない会話をしてたな~と思った。
その時の気持ちを口にすると、かえって怒りは消えにくくなる。
自分の怒りの言葉が、またさらに、自分の怒りに火をつけることもあるし、
怒りの言葉に怒りの返事が返ってきて、新たな怒りを生む時もある。

会話なので、お互いさまってことで、
いろんな会話を試してみられる機会になってて、
「そういう時って、こういうこと言っちゃいますよね~」
って、大爆笑しながら練習できたのもおもしろかった。

3日間があっという間だった。

0 件のコメント:

コメントを投稿