今日は驚いた。
オニオンスープのおいしいファーストフードをみつけて、
今年の冬は、隙あらば食べに行っている。
今日も、絶好のチャンスだったので、仕事帰りにオニオンスープを飲んでいた。
そしたら、あろうことか薬品の味がして、いつもと味が違って、おいしくない。
あれ?なんだ?風邪でもひいたかな?と思ったら、
どうも、香水の香りが辺りに充満してるらしかった。
前に座っている女性が、シュッと香水をつけたようで、
ぷんぷん香水のにおいがする。
わ~やられた、と思った。
香水の香りは苦手。
その女性が帰っていく背中を見ながら、
「香水の匂いのしない私の空気を返してくれ!」
と、言いたくなった衝動を抑えて、
後ろ姿をにらむだけにして、
じっと耐えてしばらく待ったら、匂いは消えた。
私は味に敏感な方ではないと思ってたけど、
においだけで、こんなに味が変わってしまうことに驚いた。
そういえば、私は昔から、すごく苦手な匂いと、すごく苦手な音がある。
キツイ香水のにおい、
整髪料の油のにおい、
ガラスの戸棚が、カタカタとなる音、
ピアノの低くて大きい音、
トラックが道路を走る音、
打ち上げ花火の「ドカーン」という音
小さいころほどは気にならなくなったけど、今でも苦手だな。
何日もお風呂にはいっていないネコのにおいは、すきなのに、
キツイ香水のにおいは、全く慣れない。
でも、過去に2回、香水がいい香りだなと思った人に出会ったことがあった。
ふわっと、一瞬だけいい香りがして、さっと消えた。
それが香水の香りだとは気がつかなくて、
いい香りがしますね、と話して、香水だとわかった。
香水ってのは、使い方が難しいだけで、
うまくつかえば、いい香りなんだな~と思ったけど、
だいだい香水ってやつは、迷惑極まりない事の方が多い。
音もそうで、使い方によっては、身の毛のよだつ音になる。
ピアノが、時々恐ろしい楽器に見える時もある。
花火も遠巻きに見てたら、きれいで楽しいけど、
すぐ近くだと、楽しむどころではなくなってしまう。
においも音も、ほどほどの距離があって、
ちょうどいいな、と思う。
そして、お願いだから、飲食店で香水をつけ直すのだけはやめて~
と、誰に言ったらいいかわからないけど、お願いしたい。
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