2013/01/27

においと音

今日は驚いた。

オニオンスープのおいしいファーストフードをみつけて、
今年の冬は、隙あらば食べに行っている。

今日も、絶好のチャンスだったので、仕事帰りにオニオンスープを飲んでいた。
そしたら、あろうことか薬品の味がして、いつもと味が違って、おいしくない。
あれ?なんだ?風邪でもひいたかな?と思ったら、
どうも、香水の香りが辺りに充満してるらしかった。
前に座っている女性が、シュッと香水をつけたようで、
ぷんぷん香水のにおいがする。

わ~やられた、と思った。
香水の香りは苦手。
その女性が帰っていく背中を見ながら、
「香水の匂いのしない私の空気を返してくれ!」
と、言いたくなった衝動を抑えて、
後ろ姿をにらむだけにして、
じっと耐えてしばらく待ったら、匂いは消えた。

私は味に敏感な方ではないと思ってたけど、
においだけで、こんなに味が変わってしまうことに驚いた。

そういえば、私は昔から、すごく苦手な匂いと、すごく苦手な音がある。

キツイ香水のにおい、
整髪料の油のにおい、
ガラスの戸棚が、カタカタとなる音、
ピアノの低くて大きい音、
トラックが道路を走る音、
打ち上げ花火の「ドカーン」という音

小さいころほどは気にならなくなったけど、今でも苦手だな。

何日もお風呂にはいっていないネコのにおいは、すきなのに、
キツイ香水のにおいは、全く慣れない。

でも、過去に2回、香水がいい香りだなと思った人に出会ったことがあった。
ふわっと、一瞬だけいい香りがして、さっと消えた。
それが香水の香りだとは気がつかなくて、
いい香りがしますね、と話して、香水だとわかった。
香水ってのは、使い方が難しいだけで、
うまくつかえば、いい香りなんだな~と思ったけど、
だいだい香水ってやつは、迷惑極まりない事の方が多い。

音もそうで、使い方によっては、身の毛のよだつ音になる。
ピアノが、時々恐ろしい楽器に見える時もある。
花火も遠巻きに見てたら、きれいで楽しいけど、
すぐ近くだと、楽しむどころではなくなってしまう。

においも音も、ほどほどの距離があって、
ちょうどいいな、と思う。

そして、お願いだから、飲食店で香水をつけ直すのだけはやめて~
と、誰に言ったらいいかわからないけど、お願いしたい。

2013/01/14

雪が降ってる。たぶん、初雪。だったかな?
しかも、結構な勢いで、道路も屋根も白くなりはじめた。
雪が降るのを家の中から見るのは、すき。

今日は祝日で、久しぶりに何もすることがない、外に出なくてもいい休日。
家の中から雪が降るのを眺めているだけ、という。
なんて、ゆったりした、幸せな時間なんだろう。
と思ったけど、窓を開けたら寒かったので、
すぐに閉めた。

去年の今頃は何をしてたんだろう、と思って、
1年前の1月のブログをみてみた。
お金のことを心配し、乾燥した気候にやられ、
あれやこれやと思ったことを書いている。
う~ん。
去年も今年も、そんな変わんないもんだな。

仕事も変わったし、年もとっているわけだし、いろいろ変わっているはずなのに、
去年と、何もそんなに変わってないようにも感じる。
不思議なもんだ。

ちょっと、昔のことを思い出した。
小さい頃、雪が降るのを見るのがすきだった。
いつも12月の終わりごろになると、雪が降り始めた。
部屋の窓ガラスは曇っていて、うまく外が見えず、
雪が降ってると聞くと、ドタドタと玄関まで走っていて、
静かにふわふわと降ってくる雪を、玄関で見てた。

玄関のドアをガラッと開けたまま雪を見ていたので、
家の中から「寒いからドアを閉めて!」と声がする。
私も寒かったので、すぐに家の中に入る。

ちょっと見れば、それで満足して、後はぬくぬくと過ごす。
それも、今も昔も、そう変わらない。

年月は経って、何もかも変わったように思うけど、
なんだか変わってないな~と思うことも、
意外とたくさんあるのかもしれない。

2013/01/10

深い話ってなんだろう

「深い話をした」って言葉を聞くのが苦手だって、今気づいた。
深い話と聞くと、頭が真っ白になって言葉につまる。

どうして頭が真っ白になるのか、ふと思った。

私は「ああ、深い話をしたな」と実感したことがない。

深い話の深いってなんだろう?
きっと、私の知らない特別な感覚で、私には味わえない感覚で、
私の話すことはいつも浅いから深い話にはならないんだ‥。
きっと私は深みのないつまらない人間なんだろうな。。。

などと考え始めてしまって、会話してることも忘れてしまってたように思う。

もしかして、
「深い話って、どんな話?」
って、聞いてみたらいいだけなのかもしれないな〜。

今度、聞いてみよう。

誰か早く、深い話したって言ってくれないかな〜。

2013/01/09

どよんとした時に思い出したいこと

嫌なことがあって、嫌な気持ちになって、
あれも失敗、ああこれも失敗、ってドツボにはまって、
こんなことが、ずっと続くんじゃないか
お先真っ暗だと思っていたのに、
そんな気持ちが、ふっと消えていることに気付いた。

そうだった。

楽しい時間もずっとは続かないけど、
どよんとした時間も、ずっとは続かないんだった。

どよんとした時はいつも、そのことを忘れてしまって、
余計にどんよりしてしまう。

ちょっとしたことで、うかれたり、どよんとしたり、
私の気持ちなんて、いい加減なもんだった。

『あ、失敗した、でも、たいしたことはない、と言ってみる』

元気帳に出てくるアイデア。

自分の気持ちを変えようとするのは難しい。
失敗したと思ったことを、たいしたことはないとは、なかなか思えない。

でも、とりあえず、
「あ、失敗した、でもたいしたことないと言ってみる」
ってことは、できそうな気がした。