コンビニでバイトをしていて思ったこと。
食べ物は、賞味期限がくると廃棄処分になる。
かなりの量の食べ物が捨てられていく。
「廃棄」を出さないようにする、のではなく、
「廃棄」が出るくらいがちょうどいい、と経営者は言う。
はあ?なんで?と思ったら、
廃棄が出るくらいの量を揃えておかないと、
お客さんがほしいと思った時に、いつも品切れ、になってしまうから
という理由らしい。
その話を聞いて、いつも食べ物が手に入る場所が、
いったいどれくらいあるのか・・・と気が遠くなった。
コンビニはもちろん、スーパー、ファーストフード、飲食店、飲み屋・・・
どこでも大量に「廃棄」が出ているのだろう。
学童クラブでも、登録人数分のおやつが毎日届き、
全員が毎日来るわけではないので、来ている子で、
おかわりして食べても、到底全部は食べきれない。
利用する人が、お金を払っているので、
スタッフが食べることはできず、
余ったおやつは、いつも処分することになる。
もったいない・・・ここのやり方はおかしいと思っていたが。
学童クラブだけではなくて、
至る所で「廃棄」があったんだと思った。
ほしい食べ物がないと、どうしてないのか、と思う。
品ぞろえがいい店は、行きとどいていると思っていた。
けど、この話を聞いてから、
品切れの店の方が良心的なのかもしれないと思った。
品物が揃っていないと文句をいうことが、
「廃棄」するものを増やすということに繋がるとは、
思ってもみなかった。
昨年は、スーパーやコンビニで品物が激減した時期がしばらく続いた。
それでも、食べるものが全くないという事態にはならなかった。
食べたいものが手に入らないだけで、食料になるものは手に入った。
いつも食べている品物がなくて不便に感じたけど、
「廃棄」をなるべく出さないということなら、
それくらいでちょうどいいのかもしれない。
料理はすきではないけど、
どんな食材でも自分が食べやすいように料理できるように、
なりたいとは思う。
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