昨日、乳製品を食べ過ぎると、アレルギー体質になりやすい、
という話を聞いた。
その時に、ふと頭に浮かんだのは、きなこヨーグルト。
ここ1年、毎日食べ続けてきたヨーグルト。
花粉症にいいと聞いたから、食べてみただけだった。
ううううう。
食べ物や体のことを、熱心に学んでいる人からの情報だったので、
「さようなら、きなこヨーグルト」と思った。
でも、一瞬、もう、きなこヨーグルトは食べられないのかもしれない、
と思って、がっかりしたけど、
よくよく考えると、食べてはいけないとは言われていない。
なんでも食べすぎは良くないってことなんでしょうね。
きっと。
と、都合良く解釈して、毎日食べるのはやめようかなと思い直した。
ところで。
食べない方がいい食べ物を全部排除したら、
本当に食べても大丈夫な食べ物って、どれくらいあるのだろう。
色々な人から、汚染されているかもしれない食べ物の話をちらほら耳にする
安心して食べられるものは、ほとんど残らないような気がしてくる。
そういう話を聞いた直後は、これは汚染されているのかな?と、
一つ一つ考えながら食材を見てしまう。
どれもこれも危ない食材のように思ってしまって食欲がなくなる。
生産者の顔写真つきの野菜を見て、
この顔の人なら、そんなに悪いものは売らないだろう・・・とか、
考えたりして。
結局、考えるのが面倒になって、おそうざいを買ったりすることもある。
おそうざいになっていると、危ないより、おいしそうが勝つ。
本当は汚染されていても、食事を恐る恐る食べ続けるより、
何も考えずにおいしいと思って食べた方が体に良いような気がする。
働いている学童クラブで用意しているおやつも、
バイト先のコンビニで売っている商品も、
自分だったら食べたくないものも、たくさんある。
そういうものを出したくない、と、思い始めると、
今まで気軽に働いていた仕事に、疑問が湧いてきてしまう。
この疑問が増えてくると
「もう、ここにはいられない、転職か・・・」
と考えるはめになる。
転職しても、また疑問が出てきて、同じことなのだと思うけど。
なるべく疑問は持たないで、というのは難しい。
納得のできる、おすすめできるものだけ出したかったら、
自営で店でもだして、品物を追究するしかない。
そこまでのエネルギーはない。
これは自分だったら食べたくないと思うものがあったら、
私は食べませんと、言いきるしかないか、と思う。
たとえば、
子どもに「大人のくせに、自分が食べないものを出すの?」
と言われても(言われないかもしれないけど)
お客さんに「納得のいかない商品を売りつけるのか!」
と怒られても(怒られないかもしれないけど・・・)
「私は自分で食べないものを出してます」
「私は自分で食べないものを売ってます」
と言うしかない。
とまあ、昨日は、いろいろ考えるきっかけになった。
疑問を持つということは、自分が偏屈になっていく気もする。