私は飲み会が苦手。
このところ、苦手なことばっかり書いている気がする。
寒くなってくると、ゆううつになるのが、少しわかってきた。
寒いのも苦手、飲み会も苦手。
年末年始と言えば、忘年会と新年会の時期。
仕事をしていて一番嫌なのが飲み会の誘い。
行きたくないというと角が立つし、行っても気を遣う。
予定が空いているのに行かない、というのは、
すごく後ろめたい気持ちになる。
しかも「年末年始ぐらい、パーっと騒ごうよ」
この言葉を聞くと、気を失いそうになるくらい、気が遠くなる。
「そんなに普段からストレスがあるのですか?」
と、つい聞きたくなってしまう。
「結構いつも、楽しくやっているので結構です」
などと言いたくなってしまう。
そんなこと言ったら、ぜったい気まずい。
この人と話は合わないんだろうな、なんて、
職場では先入観の塊のまま
なるべく人と違わないようにと気を使ってみて、結局
「ああ、ええ、まあ、そうですね。。。」
挙動不審の極み。
こういう苦手な時期に、苦手な会話。
しかも、寒い。
これじゃあ、ゆううつになるのも、あたりまえだな。
飲み会の何が苦手か、というと・・・なんだろう。
帰ってきたときに、あんまり楽しくなかったと思う時と、
あ~~~楽しかったと思う時がある。
楽しくなかったとき、自分の話している内容を思い返すと、
過去の話ばかりしている気がする。
あの時は、こんなに嫌だった、
こんなひどいことがあった、
変えようがないことを延々と話していることが多い気もする。
しかも、あの上司は責任を取らない、と人を批判している。
自分の思い込みが変わることもなく、思い込みをそのまま披露しているだけ。
それで、ああつまらないことを話してしまったと、後で疲れてしまう。
そういうことを言いたくなければ、
こんな、おもしろいことがあったと、しゃべり倒す。
そうすれば、自分の批判的な思い込みを披露しなくて済む。
どちらにせよ、労力を使う。
会話も、各自話したいことを順番に話しているだけのような気もする。
「だれだれさんに~~~って言われた」
と誰かが話したとすると、
「あ、ほんと?私はだれだれさんに、~~~って言われたよ、でね・・・」
というように会話が続く。
おおお、こうして書いてみると、
みんなが自分のことだけを話していて、
誰も受け止めずに、次々に自分の話をしていっても、
会話っていうのは続くものなんだって、驚いた。
それは、会話と呼ばない気がするけど、
はたから見たら、グループで仲良く、
会話をしているようにみえるんだろうなと思う。
楽しかった時は、何を話しているんだろうと思うと、
覚えてない。
その場の流れで、どんどん変わっていくので、
何を話したか覚えてない。
楽しかった~という感覚だけが残る。
過去の話をしていないわけでもなく、
先のことばかりを話しているわけでもない。
明るい話でも暗い話でもない。
批判的な思い込みを披露する前に、
ああ、そういう考えもあったのかと思って、
批判的な気持ちが消えてしまっていることもある。
帰ってから、まずこれをしてみようと思えていたり、
脳みそが、溢れだしそうな感じもする。
そういう飲み会に行きたいな~。
てなことを、あれこれ考えてしまう時期が、やってくる。