2014/03/15

ゆったりした朝に

休みの日の朝、ゆったりパンを食べ、お茶を飲みながら思う。

何をするでもなく、ゆったりとした時間を感じられるって、贅沢。
なんてことを感じられるのは年を取った証?

そうこう考えてるうちに、頭が過去に飛ぶ。


大学生の頃は休みの日は忙しかった。
お腹が減って、食べ物が無いときは、
朝、パン屋が開くと同時に、パンのみみを買う。
10円くらいで大量に入っていて、多いのから順に売れていく。
近所のおばちゃまに負けるわけにいかない。

パンのみみの次は、スーパーが開く時間に行く。
土日は、ウインナーとか、いろんな試食が出やすい。
しかも、出来立ての、あつあつ。

夕方のバイトまで食いつなぎ、バイトに行けば、余った惣菜などが手に入る。

土日が勝負だったので、土日の朝が忙しかった。


今は、休みの日に、ゆったり1日を始められる。

焦りもなく、休みの朝のゆったりを感じられるのに、20年かかってるな〜と思う。

いろんな場面で焦りが少しずつ小さくなって、
ゆったりと時間を感じられることが、年々増えている気がする。

年を重ねるのも悪くない、と思った。

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