昨日は学童の最終日。
自分で決めたこととはいえ、やっぱり寂しいと思いながら、
お別れのあいさつをした。
今日が最後と聞いてから、「あんまりトランプ一緒にできなかった」
と文句を言ってきた小2の男の子が、今までの分を取り返すかのように、
あれしよう、これしようと遊びに誘ってくれた。
普段は、トランプしようと誘ってきたかと思うと、
他の子の所に行って、違う遊びを始めるような感じなのに。
バスケとか、砂遊びとか、グリコとか、
その辺にいた子どもも一緒にひとしきり遊んだ。
夕方になって、あと少しで帰る時間になった頃、
その子が「ねえ、来て来て」と呼ぶので、
ふと見ると、せっせと折り紙を小さく切って、
何か作っていた。
「それなに?」と聞くと、
ぴょんぴょんガエルだよ、こうやって遊ぶの。
と、指で軽く押して、ぴょん!と跳ねるのを見せてくれたり、
作り方はね~・・と、作り方を説明しながら、次々と作っていった。
総勢16匹。
結構とんでおもしろくなって、一緒にとばして遊んだ。
「ね、おもしろいでしょ。これ全部あげる。
次の仕事の人と、休み時間に一緒に遊んで!
作り方を忘れたら、休み時間に聞きにきてね。教えるから。」
と言われた時は、周りにいた同僚と目を見合わせて、
思わず笑ってしまった。
けど、これを次の職場に持っていこうと思った。
次の職場は、人出不足でてんてこ舞いしているようで、
連絡さえも、ままならず、おそらく忙しさに呑みこまれる。
そういう時に、カエルをとばして、我に帰れたらいいな、
と思う。
次に同僚になる人々とも、大変な時に、ちょっとだけでも、
本当に一緒にカエルをとばして遊べたらいいな、
と思う。
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