新島出身の元同僚のおかげで、
数名で昨日から新島に行くはずだった。
だけど、台風がちょうど来てしまい、昨晩は残念飲み会、
今日は、せっかくなのでと、大江戸温泉に行ってきた。
温泉は広くて、中にいろんなお店もあって、占いもあり、
占いをしてみよう!、という話で盛り上がり始めた。
どうしようかなと思った。
どうせ適当なことを言われるだけなんだろうし、
それにお金を払うのはもったいないかな・・・と思った。
というのも。
母が小さい時から行っていたという神社での占いに凝っていて、
私も、兄や姉も、小さい頃から何かの節目には、
京都の神社まで占いをしてもらいに行っていた。
母は、一応聞いておくと安心できるらしかった。
名前と生年月日を伝えるだけで占ってくれる。
もちろんお金もかかる。
小さい頃のことは、覚えていないけど、一つ記憶にあるのは、
高校3年生になって、来年には実家を離れるという頃に、
占ってもらった時の事。
兄や姉は、東が良い、とか、西の方がよいとか、
具体的に言われたというのを聞いていたので、
そんなの当たるわけない、と思いながらも、
どっちの方角が自分に向いてると言われるんだろうと、ちょっと期待していた。
そしたら、結果は、
「あなたは、どの方角に行っても大丈夫。どこの水にも合います。」って。
拍子抜けした。
言ってた神主も、母親もなぜか大笑い。
お金払って笑われるって、なんだか失礼極まりない。
それ以降、私がどこに行きたいと言っても、
いいよいいよ、と、母は、何も心配してない様子だった。
そんなこんなで、占いとはいい加減なもんだな、と思ってきた。
ただ、母親が心配のあまり、私のしたいことにストップをかける、
ってことが全くなくなったのは、ありがたいことではあった。
そんな思い出話をしながら、結局占いをしに行くことになり、
私が1番に占ってもらうことになった。
特別セールで、生まれた日と時間での全体運に加えて、
手相も一緒に占ってもらえるってことで、
手を出した瞬間に言われたのが、
「あなたは、どこでもやっていけますね。」
隣で聞いていた友達は・・・大笑い。
そして、財運線がないらしい。
それは、ああ、やっぱりね、という感じだった。
お金には困らないけど、入った分だけ出ていってしまうだけですよ、
と言われた。
結局30分くらい、いろいろなことを話をしてくれて、
これが意外に面白かった。
さらに知ってる人が占ってもらってるのを聞くのは、
好き勝手にちゃちゃを入れられるので、もっとおもしろかった。
そして、18時になると、他の占い師に交代になるという話も、
おお、占い師もローテーションなのねと、親近感が湧いた。
本当に生まれた日で決まった運命ってものがあるのか、
手の出し方とか仕草とかで見極めているのか、
占いってのは、根拠があるかないかわからないけど、
ああ、時期が悪かったのね、と、妙に納得したこともあり、
へ~と思うこともあり。
自分の納得のいかない結果を言われた友達は、
他の人にも占ってもらいに行きたい、と言っていた。
占いはしてもらうものの、自分がこうしたいと思う答えは、
やっぱり、もう、自分の手のうちにあるんだな、
と、まあ、そんなもんだよな思った。
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