今日は休みで、ゆっくりした。
都心への通勤、一生に1回くらいは体験してみてもいいか、
と思ったものの、やっぱり、相当疲れる。
満員電車で着いた先は、コンクリートで木が生える場所も決められて、
植木は、毎日美容院に行っているように、切りそろえられている。
することも、いる場所も、何もかも決められているような。
自分のできることも限定されているように感じることもある。
生きる力まで吸い取られていくように感じるときもある。
両脇をコンクリートで固められた川に、鳥がたくさんいる場所があって、
同僚の多くは、わざとそこを通って通勤して「癒される」と言う。
でも、そこで生活している人たちも、たくさんいる。
なので、そこに、仕事がある、のだけど。
したい仕事だったけど、そこまで疲れながら続けたいの?
と自分に聞いたりして。
満員電車の通勤を避けて、したくない仕事を選ぶのもちょっとな・・・
と思って自分で決めたんだったけど。
あああ、文句を言いたいけど、自分に言ってもねぇ。
今日は、何時に何をする、ってのが、何も決まってないので、
久しぶりに、しかも、昨日の夜からウキウキした。
こういう日は、だいたい朝早く目が覚める。
今日もやっぱり早起きして、
ゆっくり返信しようと思っていたメールの返信をして、
ほうじ茶をいれて飲んで、本を読んで、昼寝。
何も食べないまま夕方になって今に至る。
疲れが一気にどこかへ流れ出たようで、すっきりした。
すごくお腹が減ったら何か食べようと思ってはいるけど、
まだ、空腹が心地好い。
あああ、胃も疲れてるんだ。
明日も1日何もなかったら、手紙を書いたり、掃除もしたい。
職場で知り合ったピアノの先生に、連弾をしてみませんか?と誘われて、
楽譜までコピーしてくれたので、久しぶりにピアノの練習もしたくなってきた。
ああ、明日も1日何も予定がなかったらな~と思ってしまう。
仕事に出ると、体の疲れがとれた時に湧いてくる、
「したいな」と思ったことは、忘れてしまって、
時間を効率的に使うことと、
食べること睡眠時間を確保することに気が行ってしまう。
ああ、今のうちに食べておかないと後で困る、
何時の電車に乗る、何時までに○○をする、
ああ、もうお風呂に入らないと寝る時間が遅くなる、
すべてが、時間管理されているような気になる。
お腹が減らないように、食べられる時に、なるべくたくさん食べていると、
だんだん、胃が疲れてきているのもわかる。
けど、食欲だけは増していって、気が付くといろんなものを食べている。
食事もなにもかも時間に合わせていて、体に合わせていない。
3か月働いて、こういうことをしてみたい、という仕事も回ってくるようになった。
今まで、そんなにお金にならずにしていたことで、
給料がもらえるなんて、なんてお得なんだろう!とは思う。
でも、今の生活は、私の体には合っていないんだろうな、と思う。
急に白髪も増えた。
朝、お茶をゆっくり飲んで、それから仕事に行く。
休みの日には、したいな、と思うことをできるような、
体の余裕もある、そういう暮らしをしたいな、と思う。
新しいことを始めると、今していることはできなくなるかもしれない、
と、誰かが言っていたような気がする。
今の生活は、決して嫌で嫌でしょうがないわけではないけど、
もう少し、体に合わせた暮らしにしてもいいかな、と思う。
そしてきっと不便だけど自然の中で暮らしたい。
ある本に書いてあった。
作られた物はすぐに使えるけど、形を変えたい時には壊すしかない、
土や木や草は、使うために形を自分で変えるしかない。
鉄筋の立派な児童館は、設備も立派で、中の物を壊すと怒られる。
こうしたらおもしろそうだと思って子どもがすることは、
たいてい「遊び方が違う」と怒られるはめになる。
そんな児童館でも遊びに来る子どもはたくさんいる。
ちょっと外に出ると、オレオレ詐欺をバイト感覚で簡単に出来てしまう地域。
息苦しくても児童館に居た方がいいと思うのも、自然な流れかもしれない。
コンクリートの中でも、一番の最善は何か、と迫られるように考えて、
一生懸命生きている人たちもいるんだなと思うと、
自然の中で暮らしたい・・・なんていうのは、贅沢なのかなとも思う。
けれど。
せっかくなので、やりたいことは、何でもやってみたい。
もう少し、体に合わせた暮らしにするには、
たぶん、今の生活は激変するのだろうな。
また、転職を考えるのか私。
履歴書が長くなると、書くのが大変だな。。。
なんて考えている間に。
愛着が湧く前に転職するのがいいと思ったけど、ちょっと遅かった。
通勤に耐えられるうちは、続けてみるか。
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