2012/11/27

さわやかな病み上がり

どうして?と思うほど、
病み上がりって、さわやかな感じ。

胃腸の風邪にやられ、熱が丸1日下がらず、
なんなんだこれは、もう治らないんじゃないか、
と思っていた2日前が、ウソのような今朝の目覚めでした。

連続で3日休めると、こんなにいいものなんですね。

しかし、鼻水か、のどくらい痛くなってくれれば、
風邪だってわかるのに、
熱と、胃がむかつくくらいで、風邪なんて・・・
わかりにくいったら、ありゃしない。

という文句を、前にも言った気がします。


ところで。
今回具合が悪くなったのが出先で、
ありがたいな~と思うことがあった。

急に貧血のような、フラフラがあって、どうも熱があったらしく、
結構人が多い電車の中で、思わずしゃがんだ時に、
「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた女性がいた。
ささっと、はじっこの場所を譲ってくれて、
「一緒に降りますか?」と、声をかけてくれた。

私は、一刻も早く家に帰りたかったのと、
このまま、しゃがんだまま電車に乗っていけると思ったので、
『このままで、大丈夫です。』と伝えた。
一瞬、無理に電車から降ろされてしまうかな?と思った。
ここで降ろされたら、寒い中で、次の電車を待たなくてはならない。
逆に大変だ。。。

でも、その女性は何もせず、私をそっとしておいてくれた。
その女性は電車を降りる直前に、
「私は次で降りるんですけど、一緒に降りなくて平気ですか?」
と声をかけてくれた。
『大丈夫です。ありがとうございました。』
お礼を言うタイミングももらえた。

そのやりとりを見ていたらしい、後ろの若そうなカップルが、
「こんなに満員じゃ、気持ち悪くもなるよね。」
「そうだよね。」
と話をしているのが聞こえた。

ああ、都会っていいな、と思う一瞬だった。

気遣っていないわけではないけど、親切の押し売りもしない。
さりげない一言。
それだけで、ああ、がんばって家まで帰ろう、と思える。

だいぶ前に、電車の中で戻してしまった時は、
さっとティッシュをくれて降りていった人がいた。
気持ち悪くで駅に降りたら、駅員さんを呼んでくれた人もいて、
駅舎の中で寝かせてもらったこともあった。
結構、電車の中で具合が悪くなったことあったな~。

具合が悪くなった時に優しくしてもらったことを、
いろいろ思い出したりするのも、
病み上がりが、さわやかに感じる一つなのかもな、
と思ったりする。

0 件のコメント:

コメントを投稿