2012/11/01

学童クラブでの思い出にひたる

昨日は、2年半働いた学童クラブでの、最終日でした。
今日はゆったり、思い出にひたろうと思います。

2年半前、配属が決まって、初めて足を踏み入れた時は、
わさわさ各自すきなことをしている、100人以上いる子どもに圧倒されて、
どこにいていいのか、さっぱりわからず、はじっこの方で、
呆然とつったってたら、突然後ろから、子どもにカンチョウされて、
なんて職場にきてしまったのだろう・・・と思ったな~。

1年目は、波長の合わないスタッフとのことを
IPS勉強会で、関係がうまくいかない、何とかしたいと、
毎回同じようなことを言って、ストレス解消していたな~。

2年目から、スタッフの半分がガラッと変わって、
職場って、こんなに楽しくていいんだ、と思った。
スタッフとのストレスがないと、仕事に集中できるんだと感じた。
子どもと話すことだけに集中できるし、何より、
楽しいことを一緒に探すってことを、いろんな人とできて楽しかった。

3年目、上から降りてきて絶対変えられない規則の息苦しさを感じ始めた。
上司に決定事項を命令する、さらに上の存在がいて、
納得がいかなくても、職場の中で話し合うだけではどうにもならない。
決して居心地が悪いわけではないけど、転職を決意した。

12月からは、児童館で働く。
学童クラブの子もいるけれど、
今度は、来たい子どもや親御さんがフラッと来れる場所でもある。
そういう場所で働けるというのは、楽しみではある。

ああ、前の方がよかった、と思うかもしれないけど、
もう辞めたので、次に行くしかない。

今回、お別れのメッセージをたくさんの人々からいただいた。
子どもからのメッセージも、いろいろで、
ぶっきらぼうに、元気でね!と書いてくれた子や、
学童クラブ内の地図と名前だけ書いてくれた子、
メッセージカードはなく、会うたびに「寂しい寂しい」と言ってくれた子、
土曜日に面倒をみてくれてありがとう、と書いてくれた男の子は、
口を開くと「おばさ~ん、あ、おばあさんか、へへへ」と意地悪を言ってきてたけど、
昨日、いよいよ最後の別れの時に、泣きながら、
ありがとう、さようならと言ってくれた。

毎日、じっくり話をするわけでもないけど、
ずっと一緒の空間にいるだけで出来る、安心感というのも、
あるんだろうなと、そんなことを思ったりもした。

そんな思い出が、明日からの支えになるな、と。
どんなことでも、やってみたら、何かしらのお土産がくるんだと、
そういうことは、確信した気がする。

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