すばらしい元気帳ができたと思う。
いろんな人に元気帳を手に取ってもらいたい。
と思う反面、今思うことは、
元気帳がなくても、
お互いに思ったことを率直に優しく差し出せるような、
そういう場があったらいいなということ。
元気帳はやっぱり、道具でしかない。
それでも、その道具がないと、
私は、人のよい所が見えない時が多いし、
自分と違う考えをなかなか受け止められない。
つい、ああ、言い過ぎたと思うことが多い。
元気帳は、優しい会話のきっかけになるじゃないかなと思う。
学童クラブで聞いた話。小学校1年の子が、学校で
「チクチク言葉」と「ふんわり言葉」というのを習ってきたと話していた。
チクチク言葉とは、人を傷つける言葉のことらしい。
「それはチクチク言葉だよ。言っちゃいけない言葉だよ」
「違うよ、これはいいんだよ。だって、そういう意味で言ってないもん。」
というような会話をしていた。
何がチクチク言葉で、何がふんわり言葉か。
言う人と聞く人と、同じ言葉でも受け取りが違うんだなと思った。
私も、チクチク言葉は言われたくない。
なので、人にはチクチク言葉を使わないように気をつけたい。
考えが違うこと、意見が違うこと、やめてほしいと思ったこと、
そんなことも、ふんわり言葉で伝えられたらいいんだろうなと思う。
難しいけど。
ニコニコして黙ってる方が楽だったりするし。
それは今までの、慣れたやり方。
元気帳を見ていると、チクチク言葉より、ふんわり言葉が頭に浮かぶ気がする。
それは、きっと、自分に対して、ふんわり言葉で話せるようになるから、
かもな、と思ったりする。
自分自身にふんわり話せたら、他の人にもふんわり話せるのかもいれないと、
元気帳を見ながら思う。
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