2012/07/29

続・元気帳

すばらしい元気帳ができたと思う。
いろんな人に元気帳を手に取ってもらいたい。

と思う反面、今思うことは、

元気帳がなくても、
お互いに思ったことを率直に優しく差し出せるような、
そういう場があったらいいなということ。

元気帳はやっぱり、道具でしかない。
それでも、その道具がないと、
私は、人のよい所が見えない時が多いし、
自分と違う考えをなかなか受け止められない。
つい、ああ、言い過ぎたと思うことが多い。
元気帳は、優しい会話のきっかけになるじゃないかなと思う。

学童クラブで聞いた話。小学校1年の子が、学校で
「チクチク言葉」と「ふんわり言葉」というのを習ってきたと話していた。
チクチク言葉とは、人を傷つける言葉のことらしい。

「それはチクチク言葉だよ。言っちゃいけない言葉だよ」
「違うよ、これはいいんだよ。だって、そういう意味で言ってないもん。」
というような会話をしていた。

何がチクチク言葉で、何がふんわり言葉か。
言う人と聞く人と、同じ言葉でも受け取りが違うんだなと思った。

私も、チクチク言葉は言われたくない。
なので、人にはチクチク言葉を使わないように気をつけたい。
考えが違うこと、意見が違うこと、やめてほしいと思ったこと、
そんなことも、ふんわり言葉で伝えられたらいいんだろうなと思う。
難しいけど。
ニコニコして黙ってる方が楽だったりするし。
それは今までの、慣れたやり方。

元気帳を見ていると、チクチク言葉より、ふんわり言葉が頭に浮かぶ気がする。
それは、きっと、自分に対して、ふんわり言葉で話せるようになるから、
かもな、と思ったりする。
自分自身にふんわり話せたら、他の人にもふんわり話せるのかもいれないと、
元気帳を見ながら思う。

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