2018/01/20

2018.1月の鹿児島

4~5年くらい前から急にご縁の深くなった鹿児島、
今回の滞在は、また今までと、またちょっと違った味わいでした。


「ちょっと変がちょうどいい、ちゃんとじゃない子育て」
ということで、子育て講座の集まりに混ぜていただきました。

〇前半は、インタビューしてもらいながら、
小さい頃にあった出来事をいくつか話をさせてもらい、
それで何を思ったか、何人かに分かれて話をする。

〇後半は「自分が子どもの頃に影響を受けた人は?」
実在する人でもそうでなくても思いつく人、
または、こんな人がいてくれたらな、と思う人は?
というテーマで、話をしてみる。
というような流れでした。


どうして今回の会に結びついたか、も、おもしろくて、
ちょっと書いておきたいと思います。

ちょうど1年前の年末、東京に来る用事があるからと聞いて、
じゃあ、ちょっとご飯でも食べましょう!とお会いして、
実家での出来事を何かの拍子にチラッと話をしたら大笑いされ、
その話を聞いたら楽になる人がたくさんいると思うと言われ、
え、そんな話ならいくらでもできますよ!と、
鹿児島に行くことを決めた、というひょんな話でした。

みそ汁は煮過ぎて、いつもワカメがドロドロだった、とか、
母親が好きなイチジクは「子どもが食べたら死ぬよ」と言われていた、とか、
置いてあったコロッケを食べたら糸が引いて、納豆コロッケかと思って一つ食べて腐ってると気付いて、その後帰ってきた母親が慌てて「あれは食べたらあかん!1週間前のコロッケやで!」って言ったとか。
一生懸命なのに、どうも何かと不器用な母で、他の家と違うな、ということが多くて恥ずかしかったので、特に子どもの頃は、家の話は他の人には隠していたので、まさかそれを人前で話すとか、全く考えたことはなかったです。

そんなこんなで、子育て講座でお話をさせていただくことになりました。


会では、話が進んでいくにつれて、なんとなくみんな、ホロホロとだんだん緩んでいく感じがして、こういう話を人前でするのも、おもしろいもんだなと思いました。

なぜか、18歳で東京に出て来てから急に、
それまでの記憶がなくなったかのように、
どんな生活をしていたとか、自分が何を考えていたとか、
今までの事を思い出せなくなっていたのが、
打ち合わせで、なんどか主催の方と話をしているうちに、
ホイホイと昔の記憶を思い出してきたのも、
不思議な体験だったなと思います。

そういうのも、おもしろい過程でした。

また、どこかで、うまいタイミングがあったら、続きの何かをしてみたいな、とも思いました。
ありがとうございました。楽しかったです。

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