学童で働くようになってから、知らなかった遊びをたくさん覚えた。
「いろいろ七色どんないろ」って言いながら、
鬼に指定された色を探してタッチするまでにつかまったら鬼になる鬼ごっことか、
渦巻き鬼とか、三色ドロケイとか、走り回れる場所が限られている、
都会ならではの、狭い場所でも大勢で楽しめる遊びが、いろいろあるんだな~、
と、新しい遊びに出会うたびに、驚く。
ところが、小さい頃にしてた遊び歌が、ちょいちょい違って戸惑うこともある。
たとえば。
☆だるまさんがころんだは、
「ぼんさんがへをこいた」の方が、断然主流だったけど、
誰もそんなこと言う子はいなくて、ちょっと寂しかった。
☆はないちもんめは、
・・・「たーんすながもちあの子が欲しい」「あの子じゃわからん」
「この子が欲しい」「この子じゃわからん」
「相談しよう」「そうしよう」
じゃなかった。
↓
・・・「となりのおばさんちょっと来ておくれ」「鬼がいるからいかれない」
「おふとんかぶってちょっと来ておくれ」「おふとんビリビリいかれない」
「お釜かぶってちょっと来ておくれ」「お釜底抜けいかれない」
「あの子がほしい・・・と続く。
なんだか、軽快でおもしろい感じ、と思った。
☆郵便屋さんは、
「郵便屋さん、おはようさん、手紙が落ちました。拾ってあげましょ…」
じゃない。
↓
「郵便屋さん、の落とし物、拾ってあげましょ…」
あ、東京では挨拶しないんだ!と思った。
まあ、最初は、歌詞の長さも言葉も、イントネーションも違うし、
全然タイミングがつかめなかった。
だいぶ慣れてきたら、それはそれでおもしろい。
しかし、あやとりとか、お手玉とか、コマとか共通の遊びとか手遊びも多くて、
福井と東京、離れていても同じものもある、っていうのが、
反対に不思議な気もする。
小学生の頃に、こういうことだけして暮らしたいな~と思ってた遊びを、
たくさんできるのも、学童で働いている特権かもなと思う。
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