2017/03/30

落とし穴?

転職してから、こういう風に仕事を進めたらいいんじゃないか、
という内容が思い付かず、苦戦している。
とりあえず様子を見てきた9ヶ月。
長かった。

さっきふいに、やっと、こうしてみたらどうか、ということを思いついた。

これが仕事内容です、と、明示された内容に、
ずいぶん縛られていたもんだ、と気がついた。
そもそも、誰にとって何が必要なことなのか。

もともと福祉の仕事って、無くて成り立つならそれがいい。
お互いに補いあったり、知らない人でもちょっと手を貸すとか
困りましたと誰にでも気軽に言い合える世の中になるとか。

自分が福祉の仕事を続けるために、
誰かに仕事を作り出してもらっているって
なんか変だなと思った。
自分が働いた感を得るために仕事をするのも変。

自分の仕事が無くなるように、
最善の努力をするんだった、というのを思い出した。
それでも何かすることが残れば、
それはきっと必要な仕事ってことだろう。

全く未知の、知らない仕事を始めると、
なんで?と思いながらも、そういうもんなのかなと思ってしまう。
これが落とし穴だよな、と思った。

2017/03/19

『矢が花に変わる』2017年3月

今回の『矢が花に変わる』の3日間は、
聞く、ということを、じっくり味わえた。

そして、何と言ったらいいか迷うけど、
人が集まって作られていく形のない形、が、
生き生きと育っていく空間、は、
誰か一人の力で作れるものでもなく、
集まった人の生き様がにじみ出て、
気がついたら作られていくだけのことなのかも、
と思った。

誰か一人の話を聞くだけの研修では味わえない、
誰かがリードして引っ張っていく場でも味わえない、
特別な空間だけど、
誰も何も特別なことはしない。
ひたすら、じっくり聞き合うだけ。

その、ただじっくり聞く、ことが難しかった。